五十猛神(イタケルノカミ)

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イタケル

漢字・読み五十猛神
別名大屋毘古神・射楯神・イソタケル・伊太祁曽(イタキソ)
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概要

スサノオの子供。オオヤツヒメツマツヒメの兄にあたる。高天原を追い出されたスサノオヤマタノオロチ退治をする前に、まず降り立ったのが朝鮮半島の新羅スサノオは「ここ(新羅)はイマイチだなぁ」と日本に渡るのです。この時、イソタケルはスサノオに同行しています。スサノオがどの女神とイタケルを造ったのかは分かりません。
●別名の大屋毘古神(オオヤビコ=家屋の神)という名前はオオヤツヒメと対になっている名前です。
オオヤビコというのは日本書紀に出てきます。オオヤビコイザナギイザナミの子で、これが同一視されるのはオオヤツヒメが妹にあるからです。
●イタケルとオオヤツビコは無関係の別の神と考えるべきです。
●名前から考えれば、イタケルは武神・軍神の類でしょう。当時の武器の代表は弓と矢で、弓と矢は木で出てきます。となると良質の木が取れるということは軍事力に繋がる訳で、そこがイタケルが木の神として結びついた理由じゃないかと。
●そうなるとイタケルはオオヤビコという家屋の神と「木」で繋がることも出来る訳で・・・まぁ、ありえない話じゃないですが、それなら何とでも繋がるっちゃそうなんですよね。
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物語・由来

日本書紀ではイタケル・オオヤツヒメ・ツマツヒメの三柱は「木の種を蒔いた」神で、紀伊国に祀ってあるとあります。紀伊はもともとは「木の国」から来ていて、木が多く生える国という意味でした。
となると、この3柱の神は紀伊の国の土着の神様なのか?と思うのですが、しかし、木が豊かに生えることを、紀伊の人が「特別視」するとは思えない。紀伊という名前は、外部の人が「俺たちの国より、木が多いな」と思ってつけた名前だろうからです。となるとこの三柱の神は、紀伊と結びつけられてはいるけども、元は紀伊とは違う国の神様じゃないか?と個人的には思っています。

イタケルは木が武力だった時代の名残?
弓矢は木で出来ています。そこに金属の鏃をつけることで殺傷能力が上がるのですが、初期は尖らせただけだったでしょう。となると「良質の木」とはつまり「武力」につながります。
イタケルという名前は「武力」ですが、これが「木」と結びつけられているのは、「武力と木」が結びついていた時代の名残なのかもしれません。
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引用

第八段一書(四)新羅国・曾尸茂梨(ソシモリ)に
スサノオの行いは酷いものでした。
よって神々は千の台座に乗るほどの宝を提出させて、最後には追放してしまいました。
このときにスサノオは息子の五十猛神(イタケルノカミ)を連れて、新羅国に降り、曾尸茂梨(ソシモリ)に辿り着きました。

第八段一書(五)浮宝が無ければ困るだろう
スサノオの子は、五十猛命(イタケルノミコト)と妹の大屋津姫命(オオヤツヒメ)、もう一人の妹の枛津姫命(ツマツヒメ)といいます。

この三柱の神は、よく木の種を蒔きました。
この三柱の神は、紀伊国に祀ってあります。
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神社や関連する土地

伊太祁曽神社(=イタケルの神社)
亀山神社(かつて大屋津日売神社と名乗っていた)
枛津比売神社
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