アマツヒコネ

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アマツヒコネ

漢字・読み天津彦根神
別名天津日子根命・北伊勢大神・多度神
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概要

アマテラススサノオ誓約した際に産まれた神。男の神。
アメノマヒトツ神の親。名前の通りに「日」の属性もありますが、水神・海神・風神の属性もあります。

系譜ではアマテラスの子とされます。非常に重要なポジションにあるのですが記紀ではこれといった活躍はありません。このアマツヒコネ神は非常に多くの氏族の祖神とされていて、その氏族は近畿から関東まで広範囲にいます。このアマツヒコネは各氏族が信仰していた地域の神をまとめた神ではないかと思われます。そのおかげでアマテラスの子供というポジションにいるよう。
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物語・由来

多度神社では一つ目の龍
現在では多度神社や八王子神社・八王子宮・八柱神社で祀られます。多度神社は雄略天皇時代創建(456-479)とされ、事実とするとそうとうな古社。この多度神社ではアマツヒコネ神とその子供、アメノマヒトツ神が祀られています。しかしそれは日本神話が成立してからの話。日本神話のアマテラス信仰は記紀が書かれた遥か以前に成立したのではなくて、記紀成立前に様々な物語を組み合わせた結果と言われています。多度神社は多度山に住む一つ目の龍を祀る神社でした。アマツヒコネ神がその後祀られるようになるのですが、その際に、龍の水神・風神という属性がアマツヒコネ神に付随されたと考えられています。
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引用

男神五柱の誕生
次に御鬘に巻いていた玉緒を受け取って、噛み砕いて吐き出した息の霧から生まれたのが天津日子根命(アマツヒコネノミコト)です。

誓約の神々の系譜
次に天津日子根命(アマツヒコネノミコト)は凡河内国造(オオシコウチ=大阪府南・中・北河内郡あたり)、額田部湯坐連(ヌカタベノユエノムラジ=奈良県平群郡か大阪府河内郡)、茨木国造(イバラキ)、大和田中値(ヤマトノタナカノアタイ=?)、山城国造(ヤマシロ=京都府南部)、馬来田国造(マクタ=千葉県君津郡)、道尻岐閇国造(ミチノシリノキヘ=不明)、周芳国造(スオウ=山口県南部)、大和淹知造(ヤマトノアムチ=奈良県磯城郡)、高市県主(タケチ=奈良県高市郡)、蒲生稲寸(ガモウノイナキ=滋賀県蒲生郡)の祖神です。

第六段本文-4 誓約の結果は?
次に生まれたのが天穗日命(アメノホヒ)です。
この神は出雲臣(イズモノオミ)や土師連(ハニシノムラジ)の祖先です。

次に生まれのが天津彦根命(アマツヒコネ)です。
この神は凡川内直(オオシカワチノアタエ)や山代直(ヤマシロノアタエ)の祖先です。

次に生まれのが活津彦根命(イクツヒコネ)です。
次に生まれのが熊野櫲樟日命(クマノクスビ)です。
以上の五柱の神が生まれました。

第六段一書(一)天孫によって祀られなさい
今度はスサノオが首に掛けた五百箇御統之瓊(イホツミスマルノタマ)を取り、天渟名井(アメノヌナマイ・別名去來之眞名井【イザノマナイ】)の綺麗な水で濯いで噛んで生んだ子供が正哉吾勝勝速日天忍骨尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホネノミコト)です。次に生まれたのが天津彦根命(アマツヒコネ)です。次が活津彦根命(イクツヒコネ)です。次が天穗日命(アメノホヒ)です。次が熊野忍蹈命(クマノオシホム)です。以上の五柱の男神です。

第六段一書(二)羽明玉と瑞八坂瓊之曲玉
続いてスサノオが剣を天眞名井(アメノマナイ)に浮かべて洗い、剣の先を噛み切って噴き出して生まれた神が天穗日命(アメノホヒ)です。
次に正哉吾勝勝速日天忍骨尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホネ)です。
次に天津彦根命(アマツヒコネ)です。
次に活津彦根命(イクツヒコネ)です。
次に熊野櫲樟日命(クマノクスヒ)です。
以上五柱の男神です。

第六段一書(三)六柱の男神
それで、その男神を勝速日天忍穗耳尊(カチハヤヒアメノオシホミミ)といいます。

また、右の髪留めの玉を口に含んで右の掌に置くと天穗日命(アメノホヒ)が生まれました。

また首に下げた玉を口に含んで左腕に置くと天津彦根命(アマツヒコネ)が生まれました。また右腕に置くと活津彦根命(イクツヒコネ)が生まれました。左足からは熯之速日命(ヒノハヤヒ)が生まれました。右足からは熊野忍蹈命(クマノオシホミ)、別名、熊野忍隅命(クマノオシクマ)が生まれました。

第七段一書(三)-5姉君は、天の国を照らしてください。
次に天津彦根命(アマツヒコネ)が生まれました。この神は茨城国造(イバラキノクニノミヤツコ)・額田部連(ヌカタベノムラジ)などの遠い祖先です。

第九段一書(六)—1天火明と天津彦根火瓊瓊杵根尊
ある書によると…
天忍穗根尊(アメノオシホネノミコト)は高皇産靈尊(タカミムスビノミコト)の娘の栲幡千千姫萬幡姫命(タクハタチジヒメヨロズハタヒメノミコト)…別名を高皇産靈尊(タカミムスビノミコト)の子の火之戸幡姫(ホノトハタヒメ)の子の千千姫命(チヂヒメノミコト)を娶って生んだ子が、天火明命(アマノホノアカリノミコト)、次に天津彦根火瓊瓊杵根尊(アマツヒコネホノニニギノミコト)を生みました。

神社や関連する土地

八王子神社
多度神社

歴史背景

古事記に記されているだけで、河内国造・額田部湯坐連・茨城国造・大和田中直・山城国造・馬来田国造・道尻岐閇国造・周防国造・大和淹知造・高市県主・蒲生稲寸・三枝部造らの祖神とされます。
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