韓国の大統領が退任後に逮捕・自殺・暗殺される理由

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韓国の大統領が退任後に逮捕・自殺・暗殺される理由

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概要

まとめ
徳治主義では「道徳」がある人物が権力者になる。
●権力者に徳が無くなると、新しい権力者が権力を持って良い、これが「易姓革命」。
●新しい権力者は前の権力者に徳がないことを証明したがる。それが権力の理由だから。
●基本的に前の権力者は断罪される。
●儒教の国では法律が守られないので、法律を無視して身内に暦供与し、退任後は新しい権力者が法律を無視して断罪する。
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韓国大統領は退任後に断罪されるのはなぜか

韓国では過去の大統領のほとんどが罪に問われたり、暗殺されたり、自殺に追い込まれたりしています。どうしてこんなことになるんでしょうか? 日本でも元総理大臣が罪に問われるということはあります(田中角栄など)。でも、珍しいケースです。どうして韓国の大統領はこんな目に会うんでしょうか?

徳治主義というのは「道徳」が大事です。上に立つ人間は道徳があるから高い地位が与えられているのです。そしてその「地位」「権力」が親から子へと引き継がれてます。これは「先祖と子孫が同一体」という儒教の考えがあり、親の徳も子に引き継がれるからです。徳が引き継がれるので、親から子へと権力が引き継がれるのが当たり前なんです。現在でもこの体制なのが北朝鮮ですね。

しかしこれでは社会が硬直してしまいます。それに、親から子へと引き継がれるといっても「徳」が無くなることもあります。時代に合わなくなることもあるでしょう。そうなると、この権力者……「王」を引き摺り下ろすことが、儒教では許されています。これが易姓革命です。易姓革命の「易」は「変わる」という意味です。姓は「名字」のことです。つまり、王朝が変わることを儒教は「OK」としているんです。新しい王が新しい姓を掲げて、新しい王朝を開いても構わない、としています。これを思想が後押ししているんです。
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現代に残る易姓革命のロジック

そのとき新しい王朝が、王朝として許され認められる理由というのが「徳」です。前の王に徳が無くなり、新しい王に徳があるから、入れ替わって良いのです。ひっくり返すと前の王より徳が無いなら「易姓革命」はしてはいけないのです。だから「前の王朝よりも徳があること」が新しい王には求められます。そこで新しい王は「前の王にいかに徳が無かったのか」を主張することになります。易姓革命というのは単に「王朝の交代」を表すのではなく、前の王の断罪を含みます。だから儒教国では前の王朝の関係者は皆殺しになります。なぜなら「徳がない」ということは「悪人」だからです。正しくないということは殺されても文句が言えないのです。

この易姓革命の感覚は日本にはありません。この象徴が「天皇」です。日本に易姓革命と言う感覚があるのならば、とっくの昔に皇統は断絶していないとおかしいのです。また徳川幕府最後の将軍である徳川慶喜も明治まで生きて天寿を全うしています。権力者とその関係者を必ずしも皆殺しにしないというのが日本の特徴です。

この易姓革命が歴代大統領の断罪という結果に繋がります。といっても、韓国人が「易姓革命だ!」と言っているわけではなく、感覚です。前の王(大統領)は断罪される、というのが当然という感覚があるのです。

自業自得か、それとも徳治主義の悲しさか

もちろん断罪されるだけのことを元大統領もしているのです。その多くが「身内への利益供与」です。徳治主義の「道徳が法を超える」の中で、「店主がサービスする」という話をしましたが、韓国人は特に血縁者にサービスをすることを「道徳」だと思っています。法律を犯してでも身内に利益供与することが道徳なんですね。だから、やってはいけないと大統領もわかっているのですが身内に利益供与しちゃう。なぜなら、法律よりも道徳を優先する徳治主義だからです。皮肉な話ですが、道徳的行為(身内への利益供与)が、徳治主義によって断罪されるんです。
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