豊雲野神

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豊雲野神

漢字・読みトヨクモノノノカミ
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概要

ここで扱っている豊雲野神(トヨクモノ神)は古事記に登場する神で、同一神とされる豊国主尊(別名が豊組野尊・ 豊香節野尊・浮経野豐買尊・豐国野尊・葉木国野尊・見野尊)とは別に扱っています。
まとめ
●古事記で登場するのは一回だけ。
●雲は雨を降らす。雲は農業神の象徴だったのかのしれない。また飯炊きの煙や、鉄製品をつくるために炊く火の煙も雲と見ている。鉄製品は多くが農機具だったので、全ては農業につながる。
●雲は「繁栄」を表す言葉だったのかもしれない。
●雲が豊かな…というのは集落が豊かなという意味になる。
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物語・由来

雲という言葉が表すものとは?
雲は雨を降らすものです。だから雲は農業にとって大事なものです。そういう農業神という性質があったのかもしれません。しかし、雲という言葉は別の意味でも使われます。「煙」という意味です。人が生活すれば釜を炊きます。その煙(=雲)が立ち上る。つまり雲というのは「繁栄」を表しています。また、釜炊き以外でも煙は発生します。それは「タタラ」です。鉄製品を作るには大量の木を燃やさなくてはいけません。雲は鉄製品を表す言葉でもあった筈です。それが鉄文化があった出雲(イズモ)に「雲」という漢字が当てられている理由ではないかとも思われます。

考えると雨を降らす「雲」も、飯を炊く「雲」も、鉄製品の「雲」も元をたどれば「農業」です。鉄は農機具としての利用が多かったですし、飯を炊くってことは元をたどれば農業です。なんというか、そういうものをひっくるめて「雲」というのは崇高なものだったのではないでしょうか。それが豊雲野神という神の元なのではないかと思っています。
●雲を霊体と考える人もいます。
●これは出雲の神々が「死」や「冥界」と関わっていることが多いから。


雲のことばかり書きましたが「雲野」神ですから「雲」と「野」を対比させていることも重要です。つまり、「天・地」「天(アメ)・国(クニ)」と「雲・野」は同じような意味合いで、「雲野」で天上天下の全てを表しているのかもしれません。
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引用

神世七代
次に産まれたのは、国之常立神(クニノトコタチノカミ)、次は豊雲野神(トヨクモノノカミ)です。 この二柱も、独神で、対となる神はいませんし子供も居ませんでした。また、姿形もありませんでした。
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