淡道之穂之狭別島

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淡道之穂之狭別島

漢字・読みアワジノホノサワケシマ
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概要

まとめ
●淡路島のこと、とされる。
●粟の穂の穀物霊の島、という意味。

物語・由来

淡路島のこととされます。淡道之穂之狭別島は古事記にのみ登場。淡路島を表す言葉は日本書紀では「淡路洲」となっています。

イザナギイザナミがまぐわって、最初に生まれたのがヒルコ。このヒルコが失敗作で、次に生まれた淡島(淡路島とは違う)が生まれたのですが、これまた失敗作。それで、ちゃんとした手順で生まれた子が「淡道之穂之狭別島」です。

この名前は「アワ」は植物の粟。穂は「稲穂」とかの穂。サは穀物霊のこと、だから、淡道之穂之狭別島という名前は、「粟の穂の穀物霊の島」。「ワケ」は修飾か、「何々から分かれた」という意味。

日本人は、海の向こうの島から穀物霊がやってくると思っていました。粟の穀物霊が住んでいる島が「粟の島」だった。アワジの「ジ」は「道」とか「路」と書くように、その島を通って粟の穀物霊がやってくるという意味だったのでしょう。
●粟ではなく「泡」で、海洋民族の信仰からという意見もあるでしょうが、スクナヒコナ淡島の粟の茎から、常世国へと帰って行ったという伝承から考えると、淡路島も「粟」関連の島と考えるべきでしょう。
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引用

二度目の交わり
そう言い合って交わって出来た子は
淡道之穂之狭別島(アワジノホノサワケシマ=淡路島)でした。
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