天津神

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天津神

漢字・読みアマツカミ
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概要

まとめ
●天津神は国津神と対をなす
●天津神を大別すると独神神世七代の五代、葦原中国に降り立った神々になる。
国津神は人由来の神、天津神は自然現象由来の神とも
●天津神は高天原系、国津神は出雲系と言われるがハッキリしない。
●天津神は稲作を関係が深い
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天津神

天津神と国津神
天津神は高天原出身の神のこと。対して古来から日本にいた神を国津神といいます。日本、のみならず世界を作ったのがアメノミナカヌシノカミを中心とした三柱とその後の神代七代、イザナギイザナミ高天原出身で各氏族の祖となる神を天津神とします。
国津神は何処からやってきたのでしょうか??イザナギイザナミが作った神たちの中に居たのでしょうか??

国津神=日本古来の神、天津神=ヤマト政権の神
日本の神話は、日本に古来からあった自然観・世界観をヤマト王朝の神話が無理やりに飲み込んだという事情があります。
日本人の自然観は神と人が同じ世界に住んでいるというものでした。神は山そのものだったり、万物に宿る存在で、見えなくとも感じることのできるものでした。また山や海の向こうの「常世の国」からやってくるもので、高天原という天上世界というのは当然ながら、価値観としてありませんでした。

そこにヤマト朝廷の神々を地方豪族の氏神より優位に立たせるために高天原・葦原中国(アシハラナカツクニ)=地上世界・黄泉の国という典型的神話の三層構造が、古来の日本人の自然観を飲み込んだのではないか?ともされます。
飲み込みはしたのですが中途半端
これらの事情があって国津神と天津神という存在なのですが、ここいらへんの辻褄合わせが実に曖昧というか不完全で、浅漬け神話という印象があります。
実際には浅漬けではなく、異質な神話が時間を掛けて混ざり合ったので、境目が不明瞭になったと思われる

日本神話に限らず、世界の神話はこうやって他の国の神を取り込んでいくのはセオリーで、珍しいことではありません。この浅漬け具合は、ヤマト王朝が武力で屈服させて地方の国々を取り込んでいったのではないという証拠かもしれません。実際、ヤマト朝廷というものが一個の国ではなく、緩やかな連合国家だっというのが有力な見方です。
●国譲りという神話が残っていることは武力による屈服だけでなかった証拠?
●国譲りさせられたオオクニヌシの子、事代主神(コトシロヌシ)は娘たちを天皇の后に出している。
●出雲の神々は国譲りの後も存続し、出雲の神官がアマテラスのために祝詞を奏上しているので、出雲は滅ぼされたわけでもなく、神事は続いている。出雲は宗教面を担当しただけという可能性もある。
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天津神は自然現象の神か

太陽・山・川…
天津神は高天原系、国津神は出雲系と言われますが、別の切り口もあります。

天津神が「自然現象由来の神」で、国津神は「人由来の神」というものです。太陽や山といった自然現象を神と崇めることはどこの国でもやっていることです。特殊なのは「人が神になる」国津神の方でしょう。

村が出来、そこに支配層が生まれます。支配層は死後もその血統が特別であり続けるために、神格化をします。そのために作ったのが古墳ではないか?というものです。

古墳を山に作り、山(というか自然)と同化させ神となった人間が、示す編に「氏」で「祇(ギ)」です。天津神系と「祇」を合わせて、「天神地祇」という言い方をします。

神がどうして生まれたか?については別のページに書くことにします。
参考:神が生まれた理由:村から国へと組織が拡大したため

稲作と天津神

祝詞に「国津罪」と「天津罪」というものがあります。現在で言うところの刑法なのかもしれません。これをやちゃいけませんよーというものです。

この天津罪は大体が稲作に関連するものです。畦を壊すなよ、とか、種子を重ねて蒔くなよ、とかです。こういうのを見ると、天津神は稲作を伝えた集団なのか?と思いますが、良く分かりません。

ただ天津神が稲作と大きな関係を持っていることは間違い無いでしょう。

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