細かい島を産む

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細かい島を産む

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原文

然ありて後、還り坐す時、吉備児島を生みき。亦の名は建日方別と謂ふ。次に小豆島を生みき。亦の名は大野手比売と謂ふ。次に大島を生みき。亦の名は大多麻流別と謂ふ。次に女島を生みき。亦の名は天一根と謂ふ。次に知訶島を生みき。亦の名は天之忍男と謂ふ。次に両児島を生みき。亦の名は天両屋と謂ふ。

現代語訳

大八島を生んで帰る途中で吉備児島(キビコジマ)を生みました。
これは建日方別(タケヒカタワケ)といいます。

次に小豆島を生みました。
これは大野手比売(オオノデヒメ)といいます。

次に大島を生みました。
これは大多麻流別(オオタマルワケ)といいます。

次に女島を生みました。
これを天一根(アメヒトツネ)といいます。

次に知訶島を生みました。
これを天之忍男(アメノオシオ)といいます。

次に両児島を生みました。
これを天両屋(アメフタヤ)といいます。
日本書紀の対応箇所
第四段一書(六)(七)(八)(九)島の成り立ち
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解説

吉備児島は岡山県の児島半島のこと。現在は陸続きですが当時は島でした。実は縄文時代には海の水位が5mも上がっていたという話ですから、そりゃ沈んでいても何にもおかしくない。

小豆島(アズキシマ)は現在の香川県小豆島。現在の方は同じ漢字でもショウドシマと呼びますね。

大島は山口県の周防大島のことかと思われますが、ハッキリしません。

女島は国東半島の北の姫島?

知訶島は長崎県五島列島。

両児島は五島列島の南にある男島・女島とも。

大八島を生んだあとに六つの島を
大八島を生んだあとに、帰る途中で産んだとするにしては、また淡路島に近い方から西へと産んでいるのは、逆じゃないかと思うのですがどうなのでしょう。ただしこの島の特定に関しては本によって違うことがあります。そりゃ分かりませんわ。
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土地に神の名前がつく?

島の名前と神の名前を並べる理由
島の名前をあげて、神の名前を挙げています。
これは大八島の部分でもそうでした。特に四国と九州に至っては体が一つで顔が四つ。その四つの名前を挙げていました。このあたりは全くピンときませんよね。
土地そのものが神
古代においては土地そのものに神が宿る――というか島そのもの、山そのもの、土地そのものが神様という考えがありました。云われてみれば、大神神社といった古代の信仰の残る神社では山そのものが御神体とされています。同じような感覚で土地そのものが神という考えがあったのですね。

これら土地神ともいうべきものの集合体がイクシマ神・タルシマ神となります。
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