鳥之石楠船神(トリノイハクスフネノカミ)

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トリノイハクスフネ

漢字・読み鳥之石楠船神
別名天鳥船(アメノトリフネ)・鳥磐櫲樟橡船(トリノイワクスフネ)・天鳩船(アマノハトフネ)・熊野諸手船(クマノノモロタノフネ)
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概要

まとめ
●鳥と船の神格化。
●古事記でも日本書紀でも、神を乗せる乗り物として登場。
●鳥が穀物霊を運んでくるという古代の思想の反映ではないか?
●楠という字が使われているのは、楠が船の材料として使われていたから。

物語・由来

鳥之石楠船神(トリノイハクスフネノカミ)はイザナギイザナミの間に生まれた神。別名が天鳥船(アメノトリフネ)で、日本書紀では鳥磐櫲樟橡船(トリノイワクスフネ)と書かれます。
日本書紀にはタケミカヅチフツヌシを乗せる乗り物として「熊野諸手船(クマノノモロタノフネ」…別名を天鳩船(アマノハトフネ)、というのが登場します。これが鳥之石楠船神(トリノイハクスフネノカミ)と同じ神であるかは、微妙ですが、鳥であり、乗り物であるという性質は同じで、別の神であっても、かなり近い性質を持っているのは間違いないでしょう。
楠について
楠はタンスの虫除けになるだけでなく、船の材料として使われていました。ちなみに楠は自力で日本に伝わることのできない植物で、楠が日本に生えているのは、誰かが日本に持ち込んだからです。
鳥について
鳥を神の乗り物としてみるのは、特別珍しいことではありませんし、鳥と船を合体させることも、珍しくありません。

ただ、こういう事情があったんじゃないか?というのがあります。

日本では山や島に神が住んでいて、その神が里にやってきて田畑に宿ることで作物が実ると思っていました。問題はどうやって神が、里にやって来るかということです。その一つの手段というか、信仰が「鳥に乗って」だったのではないかと思います。

日本人は神というのは霊でもあり、神の国というのは、死者の国でもあります。出雲神話の中で、アメノワカヒコの葬儀の時に、鳥たちが葬儀の世話をするのは、そういう思想があってのことでしょう。
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性格・能力

次に生める神の名は
次に生んだ神は鳥之石楠船神(トリノイハクスフネノカミ)、別名を天鳥船(アメノトリフネ)といいます。

タケミカズチの方が適任
そこで天鳥船神(アメノトリフネ神)を建御雷神(タケミカズチ神)に添えて、派遣しました。

第五段一書(二)三貴神からワクムスビまで
次に鳥磐櫲樟橡船(トリノイワクスフネ)が生まれました。この船に蛭子を乗せて流してしまいました。

第九段本文―6出雲の三穗之碕にて
二柱の神(フツヌシタケミカヅチ)は事代主神(コトシロヌシノカミ)の元へと熊野諸手船(クマノノモロタノフネ=櫂のたくさんついた船?)に使者の稻背脛(イナセノハギ)を乗せて派遣しました。
別名を天鴿船(アマノハトフネ=鳩のように速く飛ぶ船?)といいます
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