黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)

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ヨモツヒラサカ

漢字・読み黄泉比良坂・泉平坂
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概要

まとめ
●あの世とこの世の境目のこと。
●坂とあるが、傾斜のある坂というよりは、「境目」の「サカ」。
●日本人にとって、イザナギイザナミによって黄泉比良坂に千引岩を置かれるまでは、あの世とこの世の間には、障害となるものが無かった、ということになる。
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物語・由来

黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)はあの世とこの世の境目のこと。登場する箇所には2箇所。
一つはイザナギ黄泉の国へと行き、イザナミの体が腐っていることに気づいて黄泉の国から逃げ出そうとした時に登場。
もう一つはオオナムチ(=オオクニヌシ)が八十神に追われ、紀伊国からスサノオのいる根の国へと行き、そこで数々の試練をくぐりぬけて、やはり根の国から逃げる時に、あの世とこの世の境目として登場。
古事記と日本書紀
主に古事記に登場。日本書紀にはほぼ登場しません。
意味合い
黄泉は死者の国のこと。坂は「傾斜のある」あの例の坂、のことだとは思うのですが、そもそも「坂」という言葉は、「境」から派生した言葉です。古代では集落と集落の間には山があるものでした。山があるということは坂があります。だから集落の境と坂は同義なわけです。となると、坂という単語が付いているからといって黄泉比良坂が「坂」とは限りません。それにわざわざ「平」という言葉ついているところから見ても、傾斜のある坂ではない可能性も高いです。
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引用

逃げろ!
イザナギは後ろ手に長剣を振りつつ逃げましたが、尚追ってきます。
黄泉比良坂に至ったときに、桃の実3個を投げると、軍勢は退散しました。

日本最初の離婚・死の呪い
そこでイザナギは千引きの岩を黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)で引っ張って、塞いでしまおうとしました。
<略>
黄泉比良坂は出雲の伊賦夜坂(イウヤサカ)という場所です。

義父の叱咤激励?
須佐之男命(スサノオ命)は黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)まで追って来て、遥か遠くに居る大穴牟遅神(オオナムチ神)を呼んで言いました。

第五段一書(十)負けない!
イザナミと泉平坂(ヨモツヒラサカ)で言い争ったときにイザナギは
「はじめは妻を失った悲しみから、恋しいと思っていたが、それは自分の心が弱いだけだった!」
と言いました。

第五段一書(六)-3 千人殺し、千五百人生ませる
泉津平坂を岩で塞いだ処を泉門塞之大神(ヨミドノサエノオオカミ)といいます。別名を 道返大神(チガエシノオオカミ)といいます。
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