道反之大神(チガエシノオオカミ)

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チガエシノオオカミ

漢字・読み道反之大神
別名泉門塞之大神・道返大神・黄泉戸大神
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概要

まとめ
黄泉の国と現世の間にある岩の名前。
●古事記では別名として、黄泉戸大神(ヨミドノオオカミ)。
日本書紀では泉門塞之大神(ヨミドノサエノオオカミ)とその別名として道返大神(チガエシノオオカミ)が出ています。

物語・由来

イザナミカグツチの出産で死んでしまい、その悲しみから黄泉の国へイザナミを迎えに行ったイザナギがそこで、腐り蛆にまみれ穢れたイザナミを見て、逃げ出し、黄泉の国と現世の間に大きな岩(千引き岩)を置いて塞ぎました。その岩のことを道反之大神(チガエシノオオカミ)といいます。

古事記では別名として黄泉戸大神(ヨミドノオオカミ)が挙げられます。日本書紀では泉門塞之大神(ヨミドノサエノオオカミ)と道返大神(チガエシノオオカミ)が出ています。すべて同じ意味合いです。要は黄泉の国を塞ぐ「大神」ということです。

道返(チガエシ)という言葉から、古代の日本人が「道」の「境目」が「生と死の境目」だという考えを持っていたことが分かります。ギリシャ神話「オルフェウスの冥府巡り」にもあり、世界で割と珍しくない感覚なのではないかとも思います。

ところで道の途中に置いた岩によって現世と死者の世界の行き来が容易ではなくなったわけで、ひっくり返すと、イザナギがこの岩を置くまでは現世と死者の国の境目は曖昧だったということになります。この岩を「大神」と特別立派な名前で呼ぶのはこの岩によって、混沌を防いでいる、という感覚があるからでしょう。
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引用

日本最初の離婚・死の呪い
黄泉の坂をふさいだ岩は道反之大神(チガエシノオオカミ)と名づけました。もしくは黄泉戸大神(ヨミドノオオカミ)ともいいます。

第五段一書(六)-3 千人殺し、千五百人生ませる
泉津平坂を岩で塞いだ処を泉門塞之大神(ヨミドノサエノオオカミ)といいます。別名を 道返大神(チガエシノオオカミ)といいます。
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