現世に帰還・ケガレを祓う

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現世に帰還・ケガレを祓う

漢字・読みゲンセニキカンケガレヲハラウ
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原文

是を以ちて伊邪那岐大神詔りたまひけらく、「吾は伊那志許米志許米岐穢き国に到りて在り祁理。故、吾は御身の禊為む。」とのりたまひて、竺紫の日向の橘の小門の阿波岐原に坐して、禊ぎ祓ひたまひき。

現代語訳

イザナギは言いました。
「わたしはなんて汚らわしいところに行っていたんだろう。
身体を清める禊(ミソギ)をしよう」

それで、筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原(アワギハラ)に行って、禊(ミソギ)をしました。
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解説

筑紫の日向の橘の小門の阿波岐原
筑紫の日向は普通は九州の宮崎の日向のこと。
意外なことに(古事記では)ここまで詳細な地名を書いているところは他に無い。細かくは宮崎県宮崎市阿波岐原町とされます。ここには江田神社があり、ここの沼がミソギをした場所とされています。
いやこの地名には意味が無い
ところが、筑紫も日向も橘も小門もアワギハラも特に意味の無い、言葉(言霊)の集合という意見があり、どの古事記訳本を読んでもここの地名に関しては深い意味は無く、特定の地名を表すものではないという説の方が強いです。
第五段一書(六)-4 海の神々には「筑紫日向小戸橘之檍原」…筑紫の日向の小戸橘(オトタチバナ)の檍原(アハギハラ)と書かれています。
第十段一書(四)−1八尋鰐は鰭背を立てて橘之小戸にでは八尋鰐が住む場所として登場。


ミソギについて
禊は身+削ぐという意味があり、穢れを落とすだけでなく、全身の毛を剃るという意味もあります。ここではそんな意味はありませんが。
この禊というのが神道、ひいては日本人の価値観の根幹に関わる思想です。神社に参拝するときに手を洗い、口をすすぐのは、穢れを落とす意味があります(参考:手水のやり方)。
日本人男性の処女振興もこの穢れの感覚から来ているといわれています。
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