熊野久須毘命・熊野櫲樟日命(クマノクスビノミコト)

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クマノクスビ

漢字・読み熊野久須毘命・熊野櫲樟日命
別名熊野忍蹈命・熊野忍隅命・熊野大角命
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概要

まとめ
●古事記・日本書紀で記述名がいろいろとある。
スサノオアマテラス誓約で生まれた神の1柱。
●正体はよく分からない。

物語・由来

スサノオアマテラス誓約で生まれた神の1柱。
古事記では熊野久須毘命(クマノクスビノミコト)。
日本書紀本文では熊野櫲樟日命(クマノクスビ)。
日本書紀六段一書(一)では熊野忍蹈命(クマノオシホム)。
日本書紀六段一書(二)では熊野櫲樟日命(クマノクスヒ)。
日本書紀六段一書(三)では熊野忍蹈命(クマノオシホミ)、別名が熊野忍隅命(クマノオシクマ)。
日本書紀七段一書(三)では熊野大角命(クマノオオクマノミコト)。

共通しているのは「熊野」という言葉。これが出雲の熊野大社なのか、紀伊の熊野三山の熊野とも言われますが、そもそも「熊野」というのは「神の」という意味で、「クマ」「カム」「カミ」は同じ意味で「カミ」。だからもしかしたら、特定の土地を表しているのではなく、「神聖な」くらいのザックリした意味かもしれない。
クスヒ
クスヒは「奇し火」とも「奇し霊」とも言われています。もしもこれが正しいとするならば、(個人的な解釈ですが)、クマノクスビという神は、穀物霊のことだと思います。日本人は山や海の向こうから穀物霊がやってきて里の畑に宿ると考えていました。その神霊を指した名前でしょう。
誓約で生まれた神々は穀物関連の神です。

ところでクスビという音に当てられた日本書紀の文字は「櫲樟日」です。この櫲樟は「楠(クスノキ)」のことです。日本ではクスノキは古代に渡来した植物で、船の材料として利用されました。
また、別名には熊野忍蹈命(クマノオシホミ)というのがあり、蹈という文字は「踏む」という意味であり、「タタラ」という意味もあります。
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引用

男神五柱の誕生
また左の手に巻いている玉緒を噛み砕いて吐き出した息の霧から生まれのが活津日子根命(イクツヒコネミコト)です。

また右の手に巻いている玉緒を噛み砕いて吐き出した息の霧から生まれのが熊野久須毘命(クマノクスビノミコト)です。

第六段本文-4 誓約の結果は?
息が霧となって生まれた神が正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト)です。
次に生まれたのが天穗日命(アメノホヒ)です。
次に生まれのが天津彦根命(アマツヒコネ)です。
次に生まれのが活津彦根命(イクツヒコネ)です。
次に生まれのが熊野櫲樟日命(クマノクスビ)です。

第六段一書(一)天孫によって祀られなさい
今度はスサノオが首に掛けた五百箇御統之瓊(イホツミスマルノタマ)を取り、天渟名井(アメノヌナマイ・別名去來之眞名井【イザノマナイ】)の綺麗な水で濯いで噛んで生んだ子供が正哉吾勝勝速日天忍骨尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホネノミコト)です。次に生まれたのが天津彦根命(アマツヒコネ)です。次が活津彦根命(イクツヒコネ)です。次が天穗日命(アメノホヒ)です。次が熊野忍蹈命(クマノオシホム)です。以上の五柱の男神です。

第六段一書(二)羽明玉と瑞八坂瓊之曲玉
続いてスサノオが剣を天眞名井(アメノマナイ)に浮かべて洗い、剣の先を噛み切って噴き出して生まれた神が天穗日命(アメノホヒ)です。
次に正哉吾勝勝速日天忍骨尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホネ)です。
次に天津彦根命(アマツヒコネ)です。
次に活津彦根命(イクツヒコネ)です。
次に熊野櫲樟日命(クマノクスヒ)です。
以上五柱の男神です。

第六段一書(三)六柱の男神
また首に下げた玉を口に含んで左腕に置くと天津彦根命(アマツヒコネ)が生まれました。また右腕に置くと活津彦根命(イクツヒコネ)が生まれました。左足からは熯之速日命(ヒノハヤヒ)が生まれました。右足からは熊野忍蹈命(クマノオシホミ)、別名、熊野忍隅命(クマノオシクマ)が生まれました。

第七段一書(三)-5姉君は、天の国を照らしてください。
次に天津彦根命(アマツヒコネ)が生まれました。この神は茨城国造(イバラキノクニノミヤツコ)・額田部連(ヌカタベノムラジ)などの遠い祖先です。
次に活目津彦根命(イクメツヒコネノミコト)が生まれました。
次に熯速日命(ヒノハヤヒ)が生まれました。
次に熊野大角命(クマノオオクマノミコト)が生まれました。
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