孝徳天皇(三十八)聖主の天皇は天に則して

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孝徳天皇(三十八)聖主の天皇は天に則して

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原文

秋八月庚申朔癸酉、詔曰。原夫天地陰陽、不使四時相亂。惟此天地、生乎萬物。萬物之內、人是最靈。最靈之間、聖爲人主。是以、聖主天皇、則天御寓、思人獲所、暫不廢胸。

現代語訳

(即位2年)秋8月14日。詔(ミコトノリ)して言いました。
「原初、天地陰陽(アメツチサムクアタタカニシテ=天地が分かれて)があり、四つの時があっても乱れなかった。考えてみれば、天地は万物をなした。万物の中に人間は最も霊(クシヒ=優れている)です。最も霊(クシヒ)な中から聖人が主となる。それで聖主(ヒジリ)の天皇(スメラミコト)は天のルールに則して、御寓(アメノシタヲシロシメシ=天下を治める)して、人がそれぞれの場所を得て楽しく生きていくことを望む気持ちは、少しの間も胸から捨てたことは無い。
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解説

長いので分割。
ここは前段のようなものです。

四つの時があっても乱れなかったと訳したのですが意味が分からない。多分、天地が分かれて以降、時間が経っても、また混ざり合うことが無かった、という意味なんでしょうけど。「四つの時」とは何なのかは分からない。
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