伊怒比売(イノヒメ)

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イノヒメ

漢字・読み伊怒比売
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概要

まとめ
●古事記にしか登場しない。
●正体不明の女神。
●大年神(オオトシ神)の妻の1柱。

物語・由来

伊怒比売(イノヒメ)は、大年神(オオトシ神)の妻の1柱。
古事記にしか登場しない。正体不明の女神。
大国御魂神(オオクニミタマ神)・韓神(カラ神)・曽富理神(ソホリ神)・白日神(シラヒ神)・聖神(ヒジリ神)の母でもあります。
正体を推理する
オオトシガミは「1年」を神格化した神です。なんで一年を神格化するのかというと、日本人が季節と穀物を結びつけて考えていたからです。春に異界から穀物神がやって来て、春から夏にかけて生育して秋には収穫。収穫後には神は死にます。この「1年」のサイクルが穀物を生み出すものだと考えていました。だから1年はそもそも「1稔」と書いていました。一年で実るから「1年」です。
それがオオトシガミです。
そのオオトシガミの妻が伊怒比売(イノヒメ)。
ちなみに伊怒比売(イノヒメ)の母親は神活須毘神(カミイクスビ神)。この神活須毘神(カミイクスビ神)は、おそらくは穀物霊そのものの神格化です。
では伊怒比売(イノヒメ)は何か?
「井戸」の「井」かもしれませんが、私は「猪」かもしれないな、と思っています。穀物霊がどうやって里にやってくるか? となると神は何かに乗ってやってくる。その乗り物が「猪」だった。だから「イノヒメ」なんじゃないかと。
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引用

オオトシ神の系譜
大年神(オオトシ神)が、神活須毘神(カミイクスビ神)の娘の伊怒比売(イノヒメ)を娶って産んだ子は大国御魂神(オオクニミタマ神)。
次に韓神(カラ神)。
次に曽富理神(ソホリ神)。
次に白日神(シラヒ神)。
次に聖神(ヒジリ神)。
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