天智天皇(四十二)新たな漏剋・筑紫の八つ足の鹿

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天智天皇(四十二)新たな漏剋・筑紫の八つ足の鹿

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原文

夏四月丁卯朔辛卯、置漏剋於新臺、始打候時動鍾鼓、始用漏剋。此漏剋者、天皇爲皇太子時、始親所製造也、云々。是月、筑紫言、八足之鹿生而卽死。

現代語訳

(即位10年)夏4月25日。漏剋(ロコク=水時計)を新しい台に置きました。初めて候時(トキ)を打ちました。鍾鼓(カネツヅミ)を轟かせました。初めて、漏剋(ロコク)を用いました。この漏剋(ロコク)は天皇が皇太子になった時に、初めて自ら製作したのです。云々。

この月、筑紫国が言いました。
「八つの足がある鹿が生まれて、すぐに死にました」
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解説

漏剋(ロコク)
斉明天皇即位6年5月にまだ皇太子だった天智天皇が「漏剋を作り、民に時を知らせた」とあります。

前回の漏剋とは別の新しいものを設置したのでしょう。水時計による時刻は「正式」な文書に書き込まれるようで、「中央」や「戦地に近い」場所では必要という認識があったようです。
8つ足の鹿
多足の動物は、五行思想によると奸臣の予兆らしいです。奸臣ってのは国を傾ける臣下の事。しかし、五行思想がどういうものか分からないし(私が分からないって事)、当時の日本が8つ足の鹿について五行思想によって捉えたかどうかも、なお分からない。だって「ヤタガラス」って三本足って定説があって、ヤタガラスは別に不吉な存在ではありませんよね。まぁ、それとこれとは違うと言っちゃえばそうなんですが、多足だから不吉とは限らず、単に、「事実」を述べただけで伏線とも限らない。と思いますね。
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