五穀が生まれる

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五穀が生まれる

漢字・読みゴコクガウマレル
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原文

故、殺さえし神の身に生れる物は、頭に蚕生り、二つの目に稲種生り、二つの耳に粟生り、鼻に小豆生り、陰に麦生り、尻に大豆生りき。故是に神産巣日御祖命、これを取らしめて、種と成しき。

現代語訳

殺された神から生まれたものがありました。
頭からは蚕が
二つの目からは稲が
二つの耳からは粟が
鼻からは小豆が
陰部から麦が
お尻から大豆が産まれました。

神産巣日御祖命カミムスビミオヤノカミ)はこれらを取り、種としました。
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解説

神産巣日御祖命…え?カミムスビの母神って?
解説本を読むと大抵は、神産巣日御祖命は「カミムスビの母神」と訳してあるのでそう書いたのですが、独り神のハズのカミムスビに母親がおったんかーい!と突っ込みたくもなりますし、さすがに辻褄が合わない。このところを、ちょっとした古代の謎と考えるのも面白いのですが――

単に尊称では?
原文は神産巣日御祖命とあります。この御祖命が「母神」という意味なのですがこれは「尊称」だと考えるとスッキリします。ようは「カミムスビ」「ママ」とか「カミムスビ」「母さん」という意味合いではないでしょうか。
すると別の疑問が発生します。カミムスビは女神だったのか?ということです。まぁ、なんとも言えませんね。「御祖命」という言葉が「ご先祖様」的な意味合いでしかないなら、性別を表しているのではありませんからね。ただしタカミムスビと対となるカミムスビはいつも女性的に取られます。ボーイズラブでいうところの「ウケ」ですね。
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ちなみに

日本書紀では「ツキヨミ」が「ウケモチ」を殺して、同様の五穀起源神話が語られます。

もしも古事記の順番で日本書紀の物語が並んでいたならば、このスサノオオオゲツヒメを殺す穀物起源神話は七段と八段の間になります。

それがツキヨミウケモチの組み合わせでは、日本書紀の五段に書かれているわけですから、かなり早い登場となっています。
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