天武天皇(八十)嘉禾の献上と大水・朝嬬での馬的・桑内王の死

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天武天皇(八十)嘉禾の献上と大水・朝嬬での馬的・桑内王の死

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原文

八月發卯朔丁未、法官人、貢嘉禾。是日始之三日雨、大水。丙辰、大風折木破屋。九月癸酉朔辛巳、幸于朝嬬、因以看大山位以下之馬於長柄杜、乃俾馬的射之。乙未、地震。己亥、桑內王卒於私家。

現代語訳

(即位9年)8月5日。法官(ノリノツカサ)の人が嘉禾(ヨキイネ=不思議な稲)を献上しました。この日から始めて3日のうちに雨が降りました。大水(=洪水)がありました。
8月14日。強い風が吹いて気を降り、屋根を破りました。
9月9日。天武天皇が朝嬬(アサヅマ=奈良県御所市朝妻)に行きました。大山位より下の者の馬を長柄杜(ナガラノモリ=大和国葛上郡長柄神社=現在の奈良県御所市名柄)で見ました。すぐに馬的(ウマユミ)を射させました。
9月23日。地震がありました。
9月27日。桑内王(クワウチノオオキミ)は私的な家で亡くなりました。
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解説

嘉禾
ヨキイネはこれまでは、連理の木のように、二つの植物が癒合した珍しい稲のことで、吉兆だったのですが、ヨキイネの後の記事が大水だったり、強風だったり、凶兆なのかな?と。
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