天武天皇(百十四)流星群と孛星・4国の調役の免除

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天武天皇(百十四)流星群と孛星・4国の調役の免除

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現代語訳

(即位13年)11月3日。土佐国司(トサノクニノミコトモチ)が言いました。
「大潮で高く潮位が上がり、海水が漂い揺れました。それで調(ミツキ=税)を運ぶ船の、多くが放たれ、失われました」
11月21日。昏時(イヌノトキ=午後8時)に七つの星が東北に流れて落ちました。
11月23日。日没時(トリノトキ=午後6時)に星が、東の方に落ちました。大きさは瓮(ホトキ=瓦)くらいでした。戌(イヌノトキ=午後8時)になると天文が全て乱れて、星が雨のように落ちました。
この月に星が、中央に孛(ヒコロエリ=光がある)していました。昴星(モウショウ=スバル)と並んで行きました。月尽(ツゴモリ=月末)になって失せました。
この年、詔(ミコトノリ)して言いました。
「伊賀・伊勢・美濃・尾張の四つの国、今から以後、調(ミツキ)の年に役(エダチ=労役)を免除し、役の年に調(ミツキ)を免除する」
倭の葛城下郡(カヅラキノシモノコオリ)が言いました。
「四つ足の鶏がいます」
また丹波国の氷上郡(ヒカミノコオリ)は言いました。
「12の角のある犢(ウシノコ=子牛)がいます」
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解説

天武天皇の時代から天文の記事が多い、気がします。ちなみに天武天皇は天文学を学んでいたと記述があります。
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原文

庚戌、土左國司言、大潮高騰・海水飄蕩、由是、運調船多放失焉。戊辰昏時、七星倶流東北則隕之。庚午日沒時、星隕東方大如瓮、逮于戌、天文悉亂以星隕如雨。是月、有星孛于中央、與昴星雙而行之、及月盡失焉。是年、詔、伊賀・伊勢・美濃・尾張四國、自今以後、調年免役・役年免調。倭葛城下郡言、有四足鶏。亦丹波國氷上郡言、有十二角犢。
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