天武天皇(百二十八)侍臣と国司に勤位を・羽田真人八国の病死

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天武天皇(百二十八)侍臣と国司に勤位を・羽田真人八国の病死

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原文

二月辛未朔甲戌、御大安殿、侍臣六人授勤位。乙亥、勅、選諸国司有功者九人授勤位。三月辛丑朔丙午、大辨官直大參羽田眞人八国、病、爲之度僧三人。庚戌、雪之。乙丑、羽田眞人八国卒、以壬申年之功贈直大壹位。

現代語訳

(即位15年)2月4日。大安殿(オオアンドノ)に居ました。侍臣(オモトマヘツキミ)の6人に勤位(ゴンイ)を授けました。
2月5日。勅(ミコトノリ)して言いました。諸々の国司の有功者(イサオシキヒト)9人を選んで勤位(ゴンイ)を授けました。

3月6日。大弁官の直大参の羽田真人八国(ハタノマヒトヤクニ)は病気になりました。そのために、僧3人を出家させました。
3月10日。雪が降りました。
3月25日。羽田真人八国は亡くなりました。壬申の年の功績を持って、直大一位を贈りました。
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解説

勤位
勤位は新たに定めた冠位の中の1つ。

羽田真人八国
羽田真人八国は壬申の乱の頃は「羽田公矢国」と記述がある人物。壬申の乱が勃発した時は近江側で、戦争の途中で、一族で吉野側(大海人皇子側)に降伏。というか、思い切り「寝返った」人物。
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