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箸と日本神話
漢字・読み | ハシトニホンシンワ |
箸の由来
箸はどうやら弥生時代の末には日本に渡ってきていたようです。おそらくは中国の文化が朝鮮経由で伝わったのでしょう。ただし現在日本で使っているような二本使いのものではなく、一本の竹を折り曲げたピンセット型でした。しかも、これは日本では神具であり、食事に使うものではありませんでした。
ヤマトトトヒモモソヒメがあそこを箸で突いて死んでしまうというのは、そのあたりを反映しているのでしょうね。
遣隋使で小野妹子が
小野妹子が隋に行くと、王朝の人たちが箸で食事をしていました。それを日本の聖徳太子に伝えると、中国の使節団を日本に迎えるときに恥ずかしくないように箸で食事をする練習をさせたのが始まりとか。
ヤマトトトヒモモソヒメがあそこを箸で突いて死んでしまうというのは、そのあたりを反映しているのでしょうね。
遣隋使で小野妹子が
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箸に関連する
スサノオのヤマタノオロチ退治
高天原を追い出されたスサノオが出雲の河で箸が流れてくるのを見て、人が居ると考えて、尋ねる。
関連:出雲に降りたった
神功皇后の三韓征伐で
海を渡るときにカシワの葉の皿と箸を海に浮かべる。
ヤマトトトヒモモソヒメの死
夫であるオオモノヌシの本来の姿、蛇を見て驚いたことを恥じて、箸で性器を突いて自殺する。このヤマトトヒモモソヒメの墓が「箸馬鹿古墳」とされ、卑弥呼ではないかとも噂されます。ただし箸馬鹿古墳はどうやら男性の王の墓ではと言われています。
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