オバマの広島訪問を中韓が批判する理由

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オバマの広島訪問を中韓が批判する理由

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概要

まとめ
●オバマが広島で献花し平和公園でスピーチした。
●中国と韓国は儒教国で道徳が大事。
●中韓からすれば、オバマの行為は日本人を「被害者」にする行為。
●道徳が大事な中韓にとって日本人は全員、永遠の加害者。
●民間人が何十万人死んでも中韓人にとっては、死んで当然。なぜなら、日本人は「悪」だから(儒教の考え)。
●謝罪ではないものの、献花し哀悼の意を述べるということは、中韓の世界観では日本人を「正当化」させるもので、中韓の価値観では到底受け入れられない。
●これは日米vs中韓の文化摩擦。
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オバマの広島訪問

アメリカ大統領のオバマが2016年5月17日、広島の平和公園で原爆死亡者の慰霊碑に献花をしてスピーチをしました。日本人はオバマに対して非常に高い評価をしています。ところが中国と韓国はこれが気に入らない。なぜでしょうか。

核兵器と人類
原爆・核兵器は人類が直面している問題です。
原爆はアメリカの手によって日本に落とされましたが、それは過去の経緯の話であり、これからは誰が落とし、誰が落とされるかなんて分かったものではありません。オバマが広島に訪問して慰霊碑に献花したのは、原爆・核兵器を人類共通の課題として捉えているからこそです。
1945年。広島に原爆をアメリカが落とした。
だから広島は被害者で、アメリカは加害者。
というのは、ある面で嘘でありませんが、別にオバマが落とした訳じゃないですし色々と事情もある訳です(納得するかは別にしてね)。

原爆投下はそれなりに罪深いものであるのですよ。
ただ、そういう過去の罪よりも世界人類が抱える「核兵器」の問題の方が上回り、ほぼ唯一の核兵器の被害者の国(日本)で献花をするわけです。まぁ、そんな変な話ではないと思うのです。また、献花したことはハッキリとそう言わなくても謝罪のニュアンスもある、そう考えた日本人もいたんじゃないでしょうか。どう捉えるかは人によって微妙に違うかもしれませんが、大抵の人は好意的に受け止めたでしょう。

ところが中国や韓国はこれが嫌なんです。
なぜかというと、日本が被害者という位置付けになってしまうからなんです。
●中韓から見ればそう見えるってことです。
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道徳

中国と朝鮮は儒教の国ですから道徳が大事です。
儒教の国では道徳が最も大切な物差しです。
中韓の行動の動機は道徳なんです。
そんな中韓にとって日本は加害者でないと困るんですね。
日本は加害者で悪者。
悪者だから、批判も出来ます。
批判をすれば、自分の正しさを証明できます。
中国共産党は前の戦争の時に日本軍を追い出したことが、権力者である理由の一つです(これは事実とは違うが、そういうことになっている)。また韓国にも「日本を朝鮮半島から追い出したことで韓国が生まれた」という感覚があります(これまた事実とは違いますがそういう感覚があります)。

オバマが日本を被害者のように扱うということは、中韓から考えれば非常に都合が悪いんですね。日本が被害者だとなれば、自分たち(中韓)が批判しているものは一体なんだというのか? なんのことはない、戦争では誰もが何かしらの被害者という側面があるのですが、中韓ではそういう価値観はないんです。誰かが悪く。誰かが正しい。善悪二元論なんです。
日本人にも「善悪(道徳)」という感覚はあるんですが、善悪というのは立場や時代によって変わるもので、それが当たり前です。また、日本人も道徳を大事にするんですが、ポイントが違うんですね(日本人はルール・マナーが優先)。それに儒教国ほどには優先しません。

中韓の道徳に対する姿勢は、正義感というよりは「道徳強迫神経症」と言った方が近いものがあります。
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善悪二元論と道徳至上主義

中韓がオバマの広島訪問を嫌うのはそういう「善悪二元論」の理屈から外れてしまうからなんです。もっと言えば、日本はアメリカの下僕で、アメリカの言うことを何でも聞くものと思っています。なぜかというとアメリカが戦争に勝ち、日本はアメリカの下だからです。ここで上下関係があるのはある程度は嘘じゃないんですよ。しかしキリスト教の国であるアメリカにしてみれば実際はともかく、日米の関係は「対等」なんです。これは建前ですよ。建前ではありますが、自由と平等の国なんだから「対等」というのが、アメリカ流の道徳なんです。正義なんですね。だから、アメリカとしては、過去に原爆を落としたことは、同じ人間を1度に何十万人も殺したという「罪」ではあるんです。アメリカには言い分はありますよ。日本は真珠湾に奇襲したとか、戦争をしたとか、言い分はあっても、人は死んでいるんです。一般人の罪のない人が死んだ。それは変わらない。アメリカに「非」が無くても、罪はある。アメリカが原爆を理由に断罪されなくても、罪はあるんです。

それにアメリカ人にとって「すべての人」は「父なる神の子」で「皆、兄弟」なのです。罪のない民間人を大量に殺したことは神を冒涜するに等しい「罪」なんです。献花して哀悼しても、オバマが「やりすぎ」とはアメリカ人も思わないでしょう。

しかし、中国や韓国は悪い奴は断罪されて当然で、そうすることで社会秩序を守るべきだと考えています。善悪二元論・道徳至上主義の中韓では、日本がアメリカに戦争をふっかけたのならば、原爆を落としても「当然」で、民間人が何十万人死んでも「当然」なんです。日本人が「悪」ならばそうなるんです。私は別に中韓の人が「残酷」だと言っているのではなく、文化的な認識の違いがあるんですよってことです。
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文化摩擦

道徳至上主義・善悪二元論の中韓から見れば、オバマの行動は理解不能です。これは政治的な意図もある(中韓を孤立させる)と言われますが、そもそもの根本にあるのは「日米」VS「中韓」の「文化摩擦」です。
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