ブラック企業と社畜社会が日本経済の成長を阻む

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ブラック企業と社畜社会が日本経済の成長を阻む

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ブラック企業と社畜社会が日本経済の成長を阻む

まとめ
●日本は社畜社会。ブラック企業天国。
●ブラック企業では長時間労働し、自分の時間が持てない。
●自分の時間がないため、スキルアップができないし、健康管理もできない。
●日本は和の民族で、外部の人間には反発する。外部から社長を招聘することに向いてない。
●会社が危機的状況ならば外部から迎えるべきだが、危機的とは言えない状態で呼んではいけない。
●ならば内部の人間を経営者にするべき。経営者になるためには経営者になるための勉強や経験が必要。
●だがブラック企業だと社員にはスキルアップの時間がない。
●よってブラック企業は代替わりの時に破綻する可能性が非常に高い。
●日本はブラック企業は長続きしない。
●企業を長く維持し、発展させるためにはブラック労働はしない方が良い。
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若干ブラックの人の生活

例えば、朝9時から夜7時まで働いて、通勤に1時間かかる、そういう労働条件の人がいるとします。この事例は全然珍しくない例でしょう。労働自体は10時間。でも通勤時間を含めると12時間。一日は24時間だから、残りは12時間。そのうち、睡眠時間を6時間取るとしましょう。6時間は本当は少ないですが、まぁ、これも珍しくない数字でしょう。となると、一日に残された時間は6時間。これはもう、真面目に家事をして食事をしたらほとんどないか、入浴と家事(炊事・洗濯・その他)をしてテレビを1時間か2時間見たら、確実に1分も残らないでしょう。

もはや生きるために働いているというよりは、働くためにギリギリ生きているだけの生活です。まさにこのような生活をしている人が聞いたらキレるかもしれませんが、「人間らしい最低限の生活とは言えない!」と誰かが言っても反論できないんじゃないでしょうか。
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好ましい労働

もしも労働時間が8時間で通勤時間が30分ならば、会社にいない時間は15時間。前に比べると3時間の余裕が生まれ、家事をしてゆったりと食事をしても、まだ余りますよね。その空いた時間で運動をするかもしれません。よく会社の健康診断で数値が悪くて「運動しろ」と医者に言われることがあるでしょうが、最初の労働条件の場合、運動なんてできませんよ。現実的な助言じゃないんです。でも、労働時間8時間・通勤30分ならば、健康診断の結果が悪いのは自己責任です。改善することも可能だし、できなければ自分が悪い!と言われても反論できないでしょ。

時間があれば、例えば資格を取るかもしれません。資格を取れば業務も変わってくるかもしれませんし、資格を活かした転職をするかもしれません。そうして個人個人は新しいキャリア・資格(スキル)を身につけていく。そんな社員がいる会社は発展する。なぜなら入社後に個々人の能力が上がってるんだから、発展するのが筋です。
経営者は経営者として学ばないと経営者にならない
さて、組織の上に立つ人間は、現場のキャリアだけではダメです。上に立つだけの知識と経験と思想を持たなくちゃいけません。そのためには空いた時間で本を読んだり、外部の人と会ったり、何かの講義を聞いて見識を広める必要がありますが、それだって時間がなければそんなことは出来ません。やっぱり時間がないといけません。社畜社会・ブラック企業ではこの時間があり得ません。人材が育たないってことです。
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日本は外部が経営者を招聘すると失敗する

マクドナルドが外部から社長やCEOを招聘してますよね。でも、現場のことが分かってないから、的外れな運営になりがちです……なんてことをよく言いますよね。でもよく考えてくださいよ。そんなことがクリア出来ないような人物が招聘される訳もないんです。彼らは優秀な人間で、それをどうにかするくらいの能力がないわけないんです。

でも失敗しがちです。
なぜでしょうか?

和の民族は外部から来た経営者に反発する

日本は「和」の民族です。外部から招聘された人間はまず「弾かれ」ます。それに、マクドナルドは古参の上層部を追い出して、外部から社長やCEOを招聘していますから、残った社員は新社長に対して「旧知の仲間を傷つけられた憎しみ」を持っています。残った社員からすれば新社長は「敵」です。そんな上司の言うことを聞くわけありません。新しい経営者は正しい情報を得られず、正しい判断ができない。会社が上手くいかないのは当然です。

日本は和の民族である以上、外部から経営者を招くことは向いていません。日産のように経営が完全に失敗してルノーの傘下に入ったのならば「致し方ない」のです。そういう場合は外部からゴーン社長が来ても、真面目に取り組まざるを得ない。何せ前の経営の方法では失敗して、内部の人間じゃダメってみんなが理解しているのですから。でも、ただ単に外部から経営者を招いたら、反発しますし、信用しませんし、結果、上手くいかない。
●組織論で言えば、新社長の命令を聞かないのはダメなんですが、人間は矛盾だらけの感情の生き物です。いかに正論でも理屈だけではどうにもなりません。
●日本の経営は日本の文化を考慮していかないといけないと思うのです。
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ブラックは長続きしない

私は日本の会社の「外部から経営の専門家を招く」というのはかなり「危機的状況」でないと選んではいけない手法だと思っています。でないと反発を招き、失敗する。できるだけ内部の人物を経営者にするべきです。そのためには、社員がスキルアップをする時間を設けないとダメ。それが次の時代へ繋ぐ唯一の方法です。個々人がスキルアップする時間のないブラック企業は人件費を抑えられて、今は良くても次の時代に失敗する。

定年までには破綻するぞ!
会社の世代交代は長くとも30年に一回はあります。ということは勤め上げた会社がブラックの場合、定年するまでにはほぼ確実に破綻するってことです。破綻すれば退職金だって貰えないかもしれない。そんな会社勤めたいですか???

私は日本は「和」の民族だからブラック企業が成立するのだ。と書きましたが、それ以上に「和」の民族だからこそ、ブラック企業は成立しないと思っています。ブラック企業は当面はうまくいっても最後は破綻する。というわけで、やっぱりブラック企業はダメなんです。
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