ウサギ、ワニを騙す

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ウサギ、ワニを騙す

漢字・読みウサギワニヲダマス
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現代語訳

「わたしは沖ノ島にいました。
それでココに渡ろうと思いましたが
渡る方法がありませんでした。
そこで海の和邇(ワニ)を騙して
『わたしとあなたと、どっちの同族が多いか数えたい…
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解説

沖ノ島はどこか?
鳥取には隠岐の島があり、名前を見るとコレですが、「沖の島」と考えれば「沖合いにある島」程度のかなりぼんやりとした表現となります。
実際に隠岐の島よりも沖合いの島と考えた方が、ウサギがやってくるには現実的な感じがします。ただし神話に「現実的」とか言われてもとも思いますが。
舞台となった因幡も鳥取県東部というよりも「稲場」という稲を括る場所という程度の意味合いが強いとされています。
参考:オオクニヌシ八十神

ワニとは?
ワニは「ワニザメ(獰猛なサメという意味)」のこととされていますが、南方系の物語を因幡の白兎に変えたという説もあります。このワニ論争は意外と根の深い面白いものです。
★山陰ではサメのことを「ワニ」と呼ぶ
★日本にはワニは居ないが、日本に稲作を伝えた中国南方にはワニが居た。この知識が影響した可能性はある。
★ワニというヒョウゲンは山幸彦の件でも出てくるが、そこでは蛇のように長く、腹ばいに動くとある。
★海蛇という説も。海蛇は日本にも居た。
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南方にはこんな話が

インドネシアにはこの因幡の白兎とほとんど同じ話があります。洪水によって流されて帰れなくなったネズミジカが居ました。ネズミジカはワニを騙して整列させて、その上を飛び跳ねて元の陸地へと帰るというものです。最後には「ワニ」を馬鹿にして終了。皮は剥がされません。

どうやらこのワニが日本のワニとなったようです。でも山陰でサメをワニと呼ぶのはなぜでしょうか? 偶然でしょうか??

原文

「僕淤岐の島に在りて、此の地に度らむとすれども、度らむ因無かりき。故、海の和邇を欺きて言ひけらく『吾と汝を競べて、族の多き少なきを計へてむ。
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