久米直(クメノアタイ)

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久米直

漢字・読みクメノアタイ
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久米直(クメノアタイ)

古事記で登場する。
料理・武人の氏族とされる。

日本書紀では久米直(クメノアタイ)の表記はないんですが、同一の意味の言葉はあります。それは「来目部(クメベ)」「大来目部(オオクメラ)」です。
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久米直登場箇所について

古事記で最初に久米直(クメノアタイ)が登場したのは、ニニギの天孫降臨のとき。ニニギに随伴した神の天津久米命此(アマツクメ命)の子孫が久米直と記述があります。

次に登場するのが神武東征の際。エウカシが自分で貼った罠に道臣命と共に追い込んで殺します。また、エウカシを倒した後に「久米歌…えーシヤシコヤ」を歌います。この久米歌が、食料の歌なんですね。久米歌は戦争に勝利した時に歌っているものだから、戦争の歌とされるんですが、どうでしょうかね。食料の歌と考えた方が自然に思います。

次に古事記で登場するのが、ヤマトタケルの東征の際、ヤマトタケルに随伴するのが久米直(クメノアタヒ)の祖先の七拳脛(ナナツカハギ)。七拳脛(ナナツカハギ)は料理人とされます。

久米氏が皇統に随伴する理由

久米は料理の氏族のようですが、なぜ神武東征ヤマトタケル東征のどちらでも随伴しているのでしょうか。また、ニニギの天孫降臨の時も随伴しているのはなぜか??

推測ですが……古代では料理は神に捧げるものだった。神に美味しい料理を捧げれば、神はご機嫌になって、何でもうまくいくわけです。戦争だって上手くいく。腕のいい料理人とは、神を動かし、世界を動かす存在だった。だから料理人は地位が高かった。それがニニギ神武天皇・ヤマトタケルに随伴する理由だと思います。

久米の氏族が皇統に随伴するのは、天皇という神のような存在と、神をご機嫌にして世の中を安定させる料理人をセットにしていたからです。これが古代の「政治」だった。そんなところでしょう。

古事記からの引用

大伴氏と久米氏の祖神
天忍日命(アメノオシヒ命)は大伴連(オオトモノムラジ)などの祖神。
天津久米命此(アマツクメ命)は久米直(クメノアタイ)の祖神。

道臣命と大久米命
大伴連(オオトモノムラジ)の祖先の道臣命(ミチノオミノ命)と久米直(クメノアタイ)の祖先の大久米命(オオクメノ命)の二人が兄宇迦斯(エウカシ)を呼びつけて罵りました。

久米直の祖、名は七拳脛
ヤマトタケルが東征したときに、久米直(クメノアタヒ)の祖先の七拳脛(ナナツカハギ)が料理人として付き従っていました。
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