なぜ韓国は反日を掲げるばかりで、日本と妥協しないのか?

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なぜ韓国は反日を掲げるばかりで、日本と妥協しないのか?

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なぜ韓国は反日を掲げるばかりで、日本と妥協しないのか?

まとめ
●国家間に感情的な対立が生まれても、経済のつながりがあれば、経済を優先して、どこかで沈静化がはかられるし、徐々に沈静化する。
●どこの国も道徳がある。道徳と現実的な経済的な利益を天秤にかけた時に、妥協して利益を得るという選択肢がある。
●妥協と譲歩は知恵だ。
●ところが、何よりも道徳を優先する儒教国では、妥協と譲歩は許されない。
●韓国では対日の時に妥協・譲歩はない。
●そんなことをすれば、有権者に批判される。
●日本は過去において、韓国と接する時に妥協と譲歩をしてきた。
●しかし、妥協と譲歩をしても日本は得るものはない。
●日本の有権者が妥協と譲歩は「大人の対応」だと思っているので、そこまで政府を批判しない(これまではそうだった)。
●韓国や中国は儒教国で他の国とは感覚が違う。今後は、国によって文化が違うことを前提にして、対応を変えていく必要がある。
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経済は国家間の潤滑油になる

現在(2017年1月時点)で日韓関係は悪い、というのが一般的な見解のようです。しかし、日本と韓国が戦争になる可能性は今のところはないですし、今後も低いでしょう。しかし、どうして悪化したんでしょうか。
例えば……
例えば、オーストラリアと日本が捕鯨問題で揉めたとします。実際揉めていますけどね。例えばの話としましょう。それでオーストラリアで日本を排斥する運動が起きて、日本の商品をボイコットする動きが出る。でも、日本はオーストラリアの商品を買うお客さんであり、同時にオーストラリアの人の中にも日本の商品を販売して生活している人も沢山います。それは逆も然りです。だから、捕鯨問題で揉めても、どこかで沈静化したいと両国の政府や経済人は考えます。それに仮にオーストラリアが捕鯨問題でうまく立ち回って、日本に捕鯨をやめさせたとしても、誰も得るものはありません。単に、クジラが増えるだけです。もしかすると増えすぎたクジラが生態系を壊す可能性もあります。まぁ、とにかくどこかで捕鯨問題は適当に手打ちにする必要がある。つまり悪化した国民感情を経済が沈静化し、対立を柔らげるわけです。問題は解決していなくても、どこかでソフトランディングしようとするし、実際そうしているんです。だからどうにか世界はやっていける。経済は世界の潤滑油です。
●経済で揉めることもありますがね。潤滑油という性質もあるってことです。

日韓も経済のつながりは強い
で、日韓関係に目を移すと、オーストラリアと日本のそれとはちょっと違う。
韓国にとって日本は商売敵でもありますが、部品供給の面では日本にまだまだ頼っていますし、それに韓国製品を日本に販売しているんだからお客さんなのです。むしろ上得意のお客さんです(日本にとっても同様)。過去の歴史が気に食わないといっても、日韓関係を悪化させるメリットはオーストラリア同様にありません。でも、韓国は反日をやめられない。なぜやめられないか?
それは韓国が何よりも道徳を重んじる国だからです。
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妥協・譲歩は知恵…のはず

オーストラリアだけでなく多くの国でも当然「道徳」は重んじられますが、現実との天秤にかけられた時に、道徳は必ずしも優先されません。妥協です。そりゃ、何よりも大事なのは現実です。現実に利益を得て、その利益で飯を食べているのです。利益がなければ飯は食えないのです。飯が食えなくて死んでしまうくらいなら、妥協して利益を手にして生きる方がずっと大事です。現実と道徳が相反する状態の時は妥協も選択肢にある。これが普通です。
●日本は過去の日韓関係ではこうして妥協してきた。
●妥協し譲歩することは、良好な関係を保つ常套手段だからです。
●それが河野談話などです。
●最近の日本が韓国を突っぱねるのは、妥協と譲歩ではダメだと考えたからです。

批判する人もいるかもしれませんが、妥協・譲歩によって、決定的な憎しみ合いが避けられるのです。道徳というのは国によって文化によって違うし、それに同じ文化であっても、立場によっても、タイミングによっても変化する曖昧なものです。道徳(正義)がぶつかり合うことなんて日常茶飯事です。全員が道徳を押し通そうとすれば、争いは避けられない。妥協は人間が手にした知恵と言ってもいいでしょう。
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妥協・譲歩が許されない社会

しかし、何よりも道徳が大事な社会(儒教国)では妥協とは敗北です。

妥協するということは許されません。
つまり、韓国人の感覚では日本と妥協することは許されません。
韓国政府が何かの条約で妥協するような姿勢を見せれば、有権者はボコボコに叩くでしょう。それは「言葉」で叩くというノンビリしたものではなく、実際に暴力的なことを含んだものです。だから日韓合意は韓国人の価値観から絶対に許されるものではない。妥協が許されないというのは、妥協しないと利益が失われ、それによって飯が食えなくなるとしても「妥協しない」というレベルです。それが儒教的な価値観ってものです(儒教はそれだけじゃないんだけどね)。映画のヒーローならかっこいいかもしれないですが、現実ではただ多くの命が危険に晒されるだけのことです。でも、妥協しないのです。別の言い方をすれば韓国は「道徳チキンレース」をしているのです。脱落したものから周囲に叩かれていく、恐ろしいゲームをしているのです。道徳という物差しで監視しあってるのです。だから、「妥協」を口にできない。

韓国政府は日韓合意を守らない上に、破棄するでしょう。破棄したからもう関係ないということではなく、合意してから破棄するまでの短い期間も国家間の約束を守っていなかったのです。明らかに守ろうともしなかった。守れもしない約束をして、守れないからと破棄する。そんな国が他国と信頼関係を結んでいけるか? ちょっと無理ですよね。韓国と条約を結ぶ国は、「韓国は条約を守らない可能性があり、しかも、条約を守ろうともしないし、条約を守らないことに罪悪感がない」と考えながら条約を結ばなくちゃいけない。あり得ないことです。
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これからの国際感覚

経済は国民感情をソフトランディングさせる。
経済は潤滑油で、決定的な対立を避ける力があるよ。
と私は書きました。
それはその国どうしの間に共通の感覚があってこそ成り立つものです。
「経済の結びつき」と「道徳と現実を天秤にかけた時、妥協する選択肢がある」
この二つがないと成立しない。
私たちは白人・黒人・アジア人と見た目が多少違っていても、同じ人間なんだから根本的なところは一緒だと思っていますが、案外とそうでもありません。逆に、なぜ同じだと考えるのか。同じでないといけないのか? 違って何が悪いのか。韓国は日本と文化が違う。その違いを考慮して対応していくことが大事であり、対韓国だけではなく、今後の世界のテーマなんだと思いますね。
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