富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライスズキヒメ命)

MENU
TOP>用語・神名など>富登多多良伊須須岐比売命
スポンサードリンク

富登多多良伊須須岐比売命

漢字・読みホトタタライスズキヒメ命
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライスズキヒメ命)

古事記で富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライスズキヒメ命)。
別名が比売多多良伊須気余理比売(ヒメタタライスケヨリヒメ)。
日本書紀には同一神が媛蹈韛五十鈴媛命(ヒメタタライスズヒメノミコト)。

オオモノヌシが、三島湟咋(ミシマミゾクヒ)の娘の勢夜陀多良比売(セヤダタラヒメ)を娶って産んだ子供が「富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライススキヒメ命)」。ただ、富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライススキヒメ命)の「ホト」は女性器を表す言葉であるので、「比売多多良伊須気余理比売(ヒメタタライスケヨリヒメ)」と名前を変えたと古事記にあります。
スポンサードリンク

物語・由来

大物主は大国主と「同一」とされます。大国主は出雲の盟主。その大物主が、三島湟咋(ミシマミゾクヒ)の娘を目取るのですが、三島湟咋(ミシマミゾクヒ)は大山祇神と同一とも言われ、大山祇神は国津神の代表格。大物主とセヤダタラヒメとの間に生まれたのが富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライススキヒメ命)。彼女は神武天皇の皇后になる。これはアマテラスの子孫たる神武天皇と、スサノオの子孫たる大国主がここで繋がるという図式と捉えることもできます。

ホトについて・女神の性質について

ホトは女性器とされますが、日本書紀・古事記共に「ホト」と言うのは女性器だけではなくて、「山の御陰」で「ヤマノミホト」と書くように、山の麓の入り口といった表現が見られます。山そのものを「女性」と見立てれば、山の入り口や山の麓の洞窟は「女性器」と見えます。

ホトタタライススキヒメ命のホトは女性器ではなくて、次の「タタラ」が表す、鉄器生産で空気をふき込むために使用する「フイゴ」の「口」か、鉄器を作るための釜そのものか、釜の口を表していると考えた方が自然じゃないかと思います。次のイスズは「五十鈴」。イスズの「イ」は「多い」と言う意味があります。ちなみに「伊勢」は「五十瀬」から来ています。じゃ、鈴は何か?? 分かりません。素直に考えてば「鉄器」か「金属器」を表す言葉でしょう。

つまり、ホトタタライスズキヒメは「鉄器生産」そのものの女神と思われます。鉄器といえば出雲。父親がオオクニヌシと同一とされる大物主なのは偶然ではないでしょう。出雲から移民した人たちが信仰した女神だったのかもしれません。
スポンサードリンク

古事記からの引用

イスケヨリヒメは神の子
すぐにその矢を床に置くと、矢はたちまち立派な男になりました。その少女を美麗な壮夫(オトコ)が娶って生んだ子供が「富登多多良伊須須岐比売命(ホトタタライススキヒメ命)」です。別名を「比売多多良伊須気余理比売(ヒメタタライスケヨリヒメ)」といいます。
ホト(=陰部)という名前を嫌って後に名前を変えました。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

用語・神名などの表紙へ

管理人リンク

編集