文在寅が李明博を断罪し復讐する理由

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文在寅が李明博を断罪し復讐する理由

投稿日時:2017-05-04 11:42:13
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概要

まとめ
●文在寅は大統領に就任すれば朴槿恵・李明博を断罪するよう。
●韓国では歴代大統領は逮捕されたり暗殺されたりロクなことがない。
●盧武鉉は退任後に自殺に追い込まれた。
●文在寅は盧武鉉の秘書室室長で、盟友だった。
●韓国国内でも、退任後に追い詰めるのはやめるべきという雰囲気があったが、また繰り返すだろう。
●韓国では権力者の根拠が道徳であるため自分の正しさを証明するために前任者を断罪するのが通例。これは易姓革命の名残とも。文在寅は復讐ではなく易姓革命の風習を繰り返しているだけ。
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文在寅の復讐?

記事【社説】文在寅氏は復讐するために韓国大統領の座を狙うのか
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/02/2017050200874.html 

文在寅氏はどうやら朴槿恵のみならず、李明博まで吊るし上げて断罪するつもりのようです。朴槿恵・李明博は一応、保守(右派)ですから文在寅(左派)から見れば同類で憎むべき存在なのかもしれませんが、そういうことではありません。これは政治闘争の一環ではなく、韓国の古くからある風習です。
●朴槿恵も李明博を断罪しようとしていましたからね。

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易姓革命

韓国は儒教の国です。儒教では権力者に必要な要素は「道徳」です。つまり「正しい」ことが権力者の根拠なので、新しい権力者は前の権力者を徹底的に批判し、否定し、断罪します。自分の正しさを前の権力者の「悪」によって証明するわけです。
●こうして起こるのが易姓革命です。

一方、日本や欧米は…現代では「選挙に選ばれたこと」が権力者の根拠です。選挙に勝ったから権力者は権力を握れるのです。みんなに「お前に任す」と託されたから権力者です。よって、前の権力者を批判したり、修正したりすることはあっても断罪(逮捕する)まではしません。そこまでする必要がない(もちろん実際に罪を犯していたら起訴するけど)。韓国では前任者の断罪がほぼ毎回起きます。
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神社や関連する土地

さすがにこんなことをしていたらマズイという感覚が韓国にもあります。盧武鉉は退任後に追求されて自殺に追い込まれまして、これは幾ら何でもやりすぎじゃないか!という声が上がり、「こういうのはもうやめにしよう」という雰囲気があったのです。それに文在寅は盧武鉉の側近だった人物。だから、あんな悲しいことはもう繰り返してはいけない…とは考えないのが儒教のすごいところ。権力を握ってしまえば(まだ大統領にはなってないけど本人はすでに大統領気分)、正義を振りかざすことになります。なぜなら道徳(正義)が最も大事な社会だからです。
●李明博は盧武鉉を自殺に追い込んだ政権です。文在寅が李明博を追い詰めるのは盟友盧武鉉の敵討ち!という見方もありますが、あまり関係ないでしょう。結局その敵討ちを後押ししているのは、儒教的道徳です。
●前任者たちを断罪すれば自分も断罪されるのではないか…とは考えない。なぜなら儒教国では法よりルールより道徳が優先されるから。
●敵討ちをしても何も生まれない…という仏教的「許しの美学」と、敵討ちを果たすという「正義」が戦えば「正義」が勝つ。なぜなら道徳が大事だから。しつこいようですが。

韓国の新聞社の社説を読むと、割と冷静な記事も多いのですね。しかし、冷静な記者の記事は世論の主流にはならない。それは国民に儒教が浸透していて、それを土台にした上で民主主義によって大統領が選ばれるシステムであることと、あと、機能的文盲が原因でしょう。
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