沼河比売の逢瀬の約束

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ヌナカワヒメの逢瀬の約束

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原文

青山に 日が隠らば ぬばたまの 夜は出でなむ 朝日の 笑み栄え来て 栲綱の 白き腕 沫雪の 若やる胸を そだたき たたきまながり 真玉手 玉手さし枕き 股長に 寝は寝さむを あやに な恋ひ聞こし 八千矛の 神の命 事の 語言も 是をば

現代語訳

山に太陽が沈んだら、夜には出迎えましょう。

朝日のような笑顔であなたが来て、
私の白い腕や行きのように白くて柔らかな泡雪のような若い胸を、愛撫し、絡み合い、玉のように美しい私の手を枕にして、足を伸ばして寝るのです。
だから、あまり恋焦がれないでください。
ヤチホコ神よ。

――これを語りごととしてお伝えします。
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解説

また明日、夜になったら、抱かれましょう。という意味合いです。途中の表現が「わたしの玉のように綺麗な」と自画自賛が過ぎるのですが、前のページで書いたように、ヌナカワヒメは言ったのではなくて、後世の創作部分が大きいと思われますので、ヌナカワヒメの人格を疑わないでください。
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