岐比佐都美(キヒサツミ)

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岐比佐都美

投稿日時:2017-07-04 13:23:06
漢字・読みキヒサツミ
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岐比佐都美(キヒサツミ)

岐比佐都美(キヒサツミ)は古事記に登場する人物。
日本書紀に対応する名前は見られない。
出雲国造の祖先。
性別は不明。

物語

垂仁天皇の皇子のホムツワケは言葉が話せなかった。調べていくと、その原因が出雲大神(=大国主)であると分かり、曙立王菟上王が同行して出雲に参詣した。その帰り、肥河(斐伊川)に木材を渡して宮を作り、そこに滞在しました。岐比佐都美(キヒサツミ)がその川の川下に青葉を山盛りにしました。これはホムツワケを称える儀式です。
その青葉を見て、ホムツワケは
「川下に青葉の山のように見えるのは、山のように見えて、山ではなく、もしかして、出雲のイワクマの曽宮(ソノミヤ)の葦原色許男大神(アシハラシコヲノオオカミ=大国主の別名)を祀っている祭場ではないだろうか」

と長ゼリフを言います。これでホムツワけは言葉を取り戻したことになりました。

ってことは、岐比佐都美がホムツワケが言葉を取り戻す「最終的なきっかけ」であるということです。

ところで、古事記・日本書紀ではないのですが、阿遅志貴高日子根神(アジスキタカヒコネ)も「話せない」という設定が出雲風土記にはあります。阿遅志貴高日子根神は大国主の息子。無関係でしょうかね。
大国主の子供といえば「事代主」もいます。事代主は大国主なき出雲を導いた神で、名前から考えると、宣託を受ける神官の神格化です。大和の文化も共通点がありますが、出雲には言葉を重んじる文化があったのだと思われます。
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祖先

岐比佐都美(キヒサツミ)は出雲国造の先祖。
ところで天菩比命(アメノホヒミコト)が「誓約の神々の系譜」によると、出雲国造の先祖の元々の最初で、天菩比命の子供が建比良鳥命で、建比良鳥命は「出雲国造・武蔵国造・上海上国造・下海上国造、伊甚国造、対馬県値、遠江国造」の祖先になっています。
古事記によると、天菩比命→建比良鳥命→岐比佐都美という流れです。出雲では神と鳥が関わっている(鳥は神や霊の使者)ので、岐比佐都美は「鳥」に関わる名前、なのかも。

古事記からの引用

岐比佐都美(キヒサツミ)とホムチワケ王
そこに出雲国造の祖先である岐比佐都美(キヒサツミ)が(ホムチワケ御子が滞在した宮の)川下に青葉の木々を大量に立て飾り立てました。これはホムチワケ御子を称える儀礼です。
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