八千矛神は出雲から大和へ

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ヤチホコは出雲から大和へ

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原文

又其の神の嫡后須勢理毘売命、甚く嫉妬為たまひき。故、其の日子遅の神和備弖、出雲より倭国に上り坐さむとして、束装し立たす時に、片御手は御馬の鞍に繁け、片御足は其の御鐙に蹈み入れて、歌ひたまひけらく、

現代語訳

八千矛神(ヤチホコ神=オオクニヌシ)の正妻の須勢理毘売(スセリヒメ)はとても嫉妬深い女神でした。そのために、八千矛神は当惑してしまい、出雲から大和へと移動しようと、旅支度をしました。
出発するときに、片方の手を馬の鞍にかけ、片方の足を御鐙(=馬の鞍についている脚を引っ掛ける部位)に入れて歌を歌いました。
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解説

婿養子のヤチホコ神(オオクニヌシ)が愛人をつくり、子供を作るのを歯噛みするスセリヒメ。その嫉妬深い性格にうんざりして、出雲から大和へと出発するときに、歌を歌うヤチホコ神を、やはり歌で押しとどめ、仲良く出雲に鎮座するというのが、ここでのお話(押しとどめる歌はコレ以降に記述されます)。

スセリヒメは嫉妬深い、と書いてありますが、スセリヒメが具体的に嫉妬深い様子・行動というのは無いことから、嫉妬深いということが、女神の強力さを表しているという考え方もあります。

スセリヒメの「スセリ」は「進む」「すさぶ(=荒ぶ)」の意味とされます。この女神は前進する勢いを持つ積極性があるとされます。

個人的にスセリヒメのスセリは「スサノオ」の「スサ」じゃないかと思っています。単に「スサノオの関係者」程度の意味じゃないかと。なのでモデルとなった実在の人物が居たのではないかとも思っています。
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