倭根子命(ヤマトネコノミコト)

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倭根子命

投稿日時:2017-08-17 22:26:20
漢字・読みヤマトネコノミコト
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倭根子命

倭根子命(ヤマトネコノミコト)は古事記に登場する人物名。父親は景行天皇(13代)。母親は古事記では針間之伊那毘大郎女日本書紀での母親は播磨稻日大郎姫。
皇族。
性別は不明。
日本書紀では「稚倭根子皇子(ワカヤマトネコノミコ)」に対応すると思われます。ただし稚倭根子皇子は日本書紀では「異説」扱いで、本文ではない。古事記でも日本書紀でも配偶者や子孫に関する記述がない。

同腹の兄弟にヤマトタケルオウス)・オオウスがいる。

名前から考える
根子は「根の国の使者」という意味。根の国は地下の世界で、死者の国であり、おそらくというか穀物神の世界で、倭根子命は、大和の穀物神を名前を冠した人物。
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出自

景行天皇
針間之伊那毘大郎女
櫛角別王(クシツヌワケ)…茨田下連(マムタノシモノムラジ)の祖先
大碓命オオウス…守君(モリノキミ)・大田君(オホタノキミ)・島田君(シマダノキミ)の祖先
小碓命(オウス…別名が倭男具那命(ヤマトオグナ)
倭根子命(ヤマトネコ)
神櫛王(カムクシ)…木国(キノクニ)の酒部阿比古(サカベノアヒコ)・宇陀の酒部の祖先


子孫の記述はない。

引用

古事記からの引用
景行天皇の皇后と皇子
景行天皇は吉備臣たちの祖先にあたる若建吉備津日子(ワカタケキビツヒコ)の娘の針間之伊那毘大郎女(ハリマノイナビノオオイラツメ)を娶って産んだ子供が
櫛角別王(クシツヌワケ)
大碓命オオウス
小碓命(オウス)…別名が倭男具那命(ヤマトオグナ)
倭根子命(ヤマトネコ)
神櫛王(カムクシ)
の五柱です。

日本書紀からの引用
景行天皇(二)大碓と小碓の出産
景行天皇即位2年春3月3日。
播磨稻日大郎姫(ハリマノイナビノオオイラツメ)
ある伝によると稻日稚郎姫(イナビノワキイラツメ)といいます。
郎姫は異羅菟咩(イラツメ)と読みます。

は皇后になりました。
皇后は二人の男の子を産みました。
第一子は大碓皇子(オオウスノミコ)といいます。
第二子は小碓尊(オウスノミコト)といいます。
ある書によると、皇后は三人の男の子を産みました。その第三子は稚倭根子皇子(ワカヤマトネコノミコ)といいます。
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