ヒキガエルと久延毘古

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ヒキガエルとクエビコとスクナヒコナ

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現代語訳

多邇具久(=ヒキガエル)に聞くと、
「これは久延毘古(クエビコ=案山子)が知っているでしょう」
と言いました。

すぐに久延毘古(クエビコ=案山子)を呼んで聞いてみると
「これは神産巣日神カミムスビカミ)の子供、
小名毘古那神(スクナヒコナ神)です」
と答えました。
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解説

多邇具久(タニグク)はヒキガエルの古名。ヒキガエルが「こりゃークエビコが知ってますわ~」とヘコヘコと言ったかどうかはわかりませんが、ともかく次はクエビコに尋ねます。すると、「これはカミムスビの息子のスクナヒコナじゃな」と答えます。

ヒキガエルとカカシ
タニグクはヒキガエル。ではクエビコは何か?というと、案山子(カカシ)の神名。カカシに神の名前があるなんて、どういうことなんでしょ。ちなみにカカシの由来の一説に「カガチ」があります。カガチが訛ってカカシになったというもの。カガチは「ヘビ」です。ヘビが水田を守ったってことです。これは完全な余談でしたね。ここではカカシを意味しているので、それで話を進めます。
ヒキガエルとカカシ。また急に稲作をイメージする物に戻りましたね。ヒキガエルはエグイ容姿ではありますが、害虫を食べる存在です。またカカシはご存知のとおり稲をついばむスズメなどを監視する存在。どちらも、稲に害をなすものを祓うもの。
これはオオクニヌシスクナヒコナが害虫を祓う呪法を広めた神であることに由来するのかも。それかヒキガエルやカカシは出雲王朝の中で農業に関わる氏族の象徴なのかも。
ついにスクナヒコナ登場
スクナヒコナは小さな神。こオオクニヌシという名前に対になっているのかもしれません。
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個人的コラム

スクナヒコナは農業神
小さなスクナヒコナは「種子」を表わします。古代の日本人は神が海の向こう(=常世の国)からやって来て、田畑を実らせると、また海の向こうに帰っていくと考えていました。

後にスクナヒコナは常世の国へと帰って行くのはそのためでしょう。

原文

爾に多邇具久白言しけらく、「此は久延毘古ぞ必ず知りつらむ。」とまをしつれば、即ち久延毘古を召して問はす時に、「此は神産巣日神の御子、小名毘古那神ぞ。」と答へ白しき。
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