久延毘古のその後

MENU
TOP>大国主>クエビコについて
スポンサードリンク

クエビコについて

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

原文

故、其小名毘古那神を顕はし白せし謂はゆる久延毘古は、今者に山田の曽富騰といふぞ。此の神は、足は行かねども、尽に天の下の事を知れる神なり。

現代語訳

小名毘古那神(スクナヒコナ神)を知っていた久延毘古(クエビコ)は、現在、山田の曽富騰(ソホド)といいます。この神は足で歩くことが出来ませんが、世界のことを知っている神です。

解説

ソホドはカカシの古名。クエビコはカカシの神名。クエビコが足で歩くことが出来ないのは、そうなると当たり前です。カカシですから。案山子は害虫・害鳥から稲・作物を守るもので、呪力のある存在です。昼も夜も畑に立って見張っている案山子は何でも知っているわけです。現代ならば昼も夜も突っ立っている仕事なら下に見られかねないのに、古代ではありがたいものとして神名が貰えるのですね。ちょっと職業差別っぽい書き方ですいません。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

スポンサードリンク

管理人リンク

編集