大年神の系譜

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オオトシ神の系譜

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現代語訳

大年神(オオトシ神)が、神活須毘神(カミイクスビ神)の娘の伊怒比売(イノヒメ)を娶って産んだ子は大国御魂神(オオクニミタマ神)。
次に韓神(カラ神)。
次に曽富理神(ソホリ神)。
次に白日神(シラヒ神)。
次に聖神(ヒジリ神)。

大年神(オオトシ神)が香用比売(カヨヒメ)を娶った産んだ子は
香山戸臣神オオカグヤマトミ神)。
次に御年神(オトシ神)です。
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解説

オオトシ神は「年」を司る農業の神。なんて書くと分かりづらいですね。日本では毎年、神を田畑に招き、その神が春から夏に掛けて植物を育て、秋には実り、収穫。冬には降りた神が、山や海の向こうといった「あの世」「神の国」……ようは異世界へと帰っていくというサイクルを繰り返します。農耕民族の信仰としては当然ですね。このサイクルが「年」です。「ネン」は本来「稔(ミノル)」という意味です。
で、オオトシ神って誰??
このオオトシ神はスサノオの末裔。今まで大活躍だった「オオクニヌシ」はスサノオと正妻クシナダヒメの間に生まれた子孫でしたが、オオトシ神はスサノオカムオオイチヒメの間に生まれた子です。ウカノミタマ(=お稲荷さん)とは同腹の兄妹にあたります。

参考:須賀の宮の子供達

朝鮮系の名前が
カラ神は韓神と書き、渡来系の氏族が信仰した神とされます。またソホリ新羅の都を意味する言葉とも。ヒジリ神も百済系の氏族の神とされます。
出雲は朝鮮半島と関係の深い国でした。越国で生産されたヒスイが朝鮮半島で見つかったり、日本の神社と似たような形の建物が半島で見つかるなどです。また朝鮮半島では鉄がよく取れていて、これが日本にも流通していました。
これがどういう意味を持つか? というと非常にアヤフヤです。というのも当時の朝鮮半島には日本人も住んでいたからです。中国の書物には、半島に日本人が住んでいたことを表す記述が散見されます。また朝鮮の将軍にも日本に由来する人物が多々います。
カヨヒメの系譜
カヨヒメもオオカグヤマトミ神も名義未詳。ここでしか見られませんし、神社もありません。オトシ神(ミトシ神)はオオトシ神とほとんど同じ神で、農業と豊穣の象徴とされます。神社ではオオトシ神と一緒に祭られることもあります。
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原文

故、其の大年神、神活須毘神の女、伊怒比売を娶して生める子は、大国御魂神。次に韓神。次に曽富理神、次に白日神。次に聖神
又、香用比売を娶して生める子は、大香山戸臣神。次に御年神。
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