アメノワカヒコに弓と矢を持たせて地上へ

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アメノワカヒコに弓と矢を持たせて地上へ

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原文

是を以ちて高御産巣日神、天照大御神、亦諸の神等に問ひたまひけらく、「葦原中国に遣はせる天菩比神、久しく復奏さず。亦何れの神を使はさば吉けむ。」ととひたまひき。爾に思金神、答へ白しけらく、「天津国玉神の子、天若日子を遣はすべし。」とまをしき。故爾に天之麻迦古弓、天之波波矢を天若日子に賜ひて遣はしき。是に天若日子、其の国に降り到りて、即ち大国主神の女、下照比売を娶し、亦其の国を獲むと慮りて、八年に至るまで復奏さざりき。

現代語訳

高御産巣日神カミムスビ神)と天照大御神アマテラスオオミカミ)は、また、諸々の神に問いました。
「葦原中国(=日本)に派遣した天菩比神(アメノホヒ神)が全然報告してこない。次はどの神を派遣したらうまくいくだろうか?」
すると思金神(オモイカネ神)が答えました。
「天津国玉神(アマツクニタマ神)の子、天若日子(アメノワカヒコ)を派遣させるべきです」

そこで天之麻迦古弓(アマノマカコ弓)、天之波波矢(アマノハハ矢)を天若日子(アメノワカヒコ)に渡して派遣しました。

天若日子(アメノワカヒコ)はその国に降りて、すぐに大国主神(オオクニヌシ)の娘、下照比売(シタテルヒメ)を娶って、その国を自分のものにしようと企んで、8年経っても高天原に途中経過を報告することもありませんでした。
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解説

オモイカネはポンコツじゃないか
天岩戸では見事な作戦で事件を解決したオモイカネですが、アメノホヒに続いて二度目の失敗です。まるで改造人間を使って地上を征服しようとするショッカーのよう。まぁ侵略しようとするんだから、仕方ないんですけどね。
参考?思金神の策

ニムロッドの返し矢
旧約聖書のノアの箱舟のノアの孫にニムロッド(=ニムロド)がいます。このニムロドはアブラハムに改宗を迫り、アブラハムを火に投げ込むのですが、アブラハムは死にませんでした。ニムロドは猟師で、弓矢が得意だったとされます。これとは別にメソポタミアにはニムロドが神を射抜こうとして、返し矢で胸を貫かれるという説話があります。アメノワカヒコが胸を射抜かれる話は、このニムロドの話がインドに伝わり日本に来た――とも言われています。
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