切先にあぐらをかく武神

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切先にあぐらをかく武神

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原文

是を以ちて此の二はしらの神、出雲国の伊那佐の小浜に降り到りて、十掬剣を抜きて、逆に浪の穂に刺し立て、其の剣の前に跌み坐して、其の大国主神に問ひて言りたまひけらく、

現代語訳

天鳥船神(アメノトリフネ神)と建御雷神(タケミカヅチ神)の二柱は、出雲の伊那佐(イザサ)の浜に降り立ちました。
そして十拳剣(トツカノツルギ)を抜き、
逆にして海に立てて、その剣の刃の上にあぐらをかいて、
大国主神(オオクニヌシ神)に問いました。

解説

旧島根県簸川郡大社町の稲佐浜、現在は出雲市北荒木の浜です。だからかなり、出雲大社の近くに降り立ったということになります。剣を逆さにして海にさして、その剣の切先に胡坐をかくなんて、すごい。これだけ聞いても、武力のすさまじさを感じます。

ところで、タケミカヅチは藤原…というか中臣氏の祖神とされ、鹿島神宮 の神です。大和朝廷が関東・東北進出の際に出先機関にしたと思われます。鹿島神宮というと隣にある香取神宮香取神宮の神はフツ神。古事記ではタケミカヅチ(主)とアメノトリフネ(従)が降りますが、日本書紀ではフツ神(主)とタケミカヅチ(従)が降ります。

タケミカヅチは古事記成立時の権力者の藤原氏への配慮によって活躍していると言われています。つまりオリジナルではタケミカズチよりフツ神だったはずです。
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