アメノウズメはサルタヒコに仕え猿女君と

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アメノウズメはサルタヒコに仕え猿女君と

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原文

故爾に天宇受売命に詔りたまひけらく、「此の御前に立ちて仕へ奉りし猿田毘古大神は、専ら顕はし申せし汝送り奉れ。亦其の神の御名は、汝負ひて仕へ奉れ。」とのりたまひき。是を以ちて猿女君等、其の猿田毘古の男神の名を負ひて、女を猿女君と呼ぶ事是れなり。

現代語訳

ニニギ命が天宇受売命(アメノウズメ命)に言いました。

「御前(ニニギの前の意味)に立って仕えて、先導をした猿田毘古大神(サルタヒコ大神)は、独りで猿田毘古大神(サルタヒコ大神)に対面して名前と正体を尋ねたお前……天宇受売命(アメノウズメ命)が送りなさい。
またその神の名(猿田毘古のこと)を名乗って仕えなさい」

それで猿女君などは猿田毘古という男神の名を負って、猿女君と呼ぶことになりました。
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解説

サルタヒコアメノウズメ
天岩戸からアマテラスを呼び出した功労者であるアメノウズメは、巨大かつ異形の神サルタヒコに仕えることになりました。胸をはだけてアソコを丸出しにして踊った女神のことを、神々はどんな風に思っていたのやら。

アメノウズメはそもそもが「巫女」です。人々の前で踊り、盛り上げ、時にトランス状態となって神の降ろす。この女神はサルタヒコの妻となります。もしかすると元々、サルタヒコはアメノウズメとセットだったのかもしれません。サルタヒコは鼻が大きい。これは性的な神である証です。夫婦和合、そして子沢山。当然ながら女神と夫婦だったはずです。もちろんそれが最初からアメノウズメだった?とはか限りません。別の女神とアメノウズメが入れ替わったのかもしれません。

サルタヒコは太陽神でした。
古事記最大の太陽神は当然ながらアマテラスです。しかしアマテラスの信仰の成立は浅く、古事記成立のせいぜい数十年前とされます。もしかするとアマテラスは別の太陽神と入れ替わった――という可能性があります。その候補の一人がサルタヒコです。完全に抹消はされませんでしたが、異形でコミカルな存在となり、最後には不慮の死を迎えます。
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