門の外に素敵な男性が

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門の外に素敵な男性が

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原文

爾に其の璵を見て、婢に問ひて曰ひけらく、「若し人、門の外に有りや。」といへば、答へて曰ひけらく、「人有りて、我が井の上の香木の上に坐す。甚麗しき壮夫ぞ。我が王に益して甚貴し。故、其の人水を乞はす故に、水を奉れば、水を飲まさずて、此の璵を唾き入れたまひき。是れ得離たず。故、入れし任に将ち来て献りぬ。」といひき。

現代語訳

豊玉毘売命(トヨタマヒメ)は器にくっついた玉を見て、婢(=従者・侍女)に言いました。
「もしかして、門の外に人がいるのですか?」

すると侍女は答えました。
「人が来ています。
私の泉の上の香木の上に座っています。
とても美しい男性です。
海神の宮の王よりも素敵です。
その人が水を望んだので、水を差し上げたら
水を飲まずに、この玉を吐き出したのです。
この玉が取れないので、そのまま持ってきたのです」
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解説

木の上に座っている、とても美しいかっこいい男性の報告をトヨタマヒメにしています。前のページで書いたことを、改めて侍女が話しているだけなので、これといって書くことが無いです。

海の宮の王
海の王。ここまで「王」って出てこなかったかと思います。ワダツミの世界観とこれまでの出雲と高天原の世界観の間には、また一段階別の隔たりが感じられます。天皇の存在価値というのは、どういうことになるのでしょう。血統でしょうか。
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