鯛の喉に骨が刺さっている

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鯛の喉に骨が刺さっている

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現代語訳

海神はすべての海の大小様々な魚を呼び集めて、問いました。
「もし、この釣り針を取ったものはいないか?」

すると魚達が言いました。
「近頃、赤海鯽魚(=赤い鯛)の喉に骨が刺さって、ものが食べられないと悩んでいると言っていました。おそらく、これが取ったのでしょう」
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解説

ここを読むと、海神の宮殿は海中や海底にありそうな感じ。もちろん島にある宮殿の浜辺に魚達を呼び寄せた、のかもしれませんが。
ところで海神は魚と会話が出来るようです。それはなぜか? 理由はもちろん「神」だから――かもしれないですが、別に理由もあります。トヨタマヒメはこの後、出産し、その正体を表します。その正体は「ワニ」。アリゲーターのワニか、「サメ」のことか。それは分かりません。
三年の間、骨が刺さったまま?
タイの喉に海幸彦(ホデリ命)の釣り針が刺さっていたとこのあと判明するのですが、あれから海神の宮殿に三年居座ったのですから、あれから3年もの間、針が刺さったままだったのですね。とっくに死んでてもおかしくないような。
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原文

是を以ちて海神、悉に海の大小魚ども召び集めて、問ひて曰ひけらく、「若し此の鉤を取れる魚有りや。」といひき。故、諸の魚ども白しけらく、「頃者、赤海鯽魚、喉に鯁ありて、物得食はずと愁ひ言へり。故、必ず是れ取りつらむ。」とまをしき。
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