兄宇迦斯・弟宇迦斯

MENU
TOP>神武東征(古事記)>兄宇迦斯・弟宇迦斯

兄宇迦斯・弟宇迦斯

漢字・読みエウカシオトウカシ
TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

現代語訳

ところが、この宇陀(ウダ)の地に兄宇迦斯(エウカシ)・弟宇迦斯(オトウカシ)という二人がいました。

そこでまず八咫烏(ヤタガラス)を派遣して、二人に尋ねました。

「今、天津神の皇子が
おいでになりました。
あなたたちは従いますか??」
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

解説

ウカシ(宇迦斯)は、地名で、エウカシ・オトウカシは宇陀地方の豪族と思われます。ところで、この「二人」が、実際に二人を現しているのか? それとも二つの豪族を物語で象徴したものがこの二人の人物となっているのか? というと、どうやら後者のよう。

というのもエウカシはイワレビコをだまし討ちしようと失敗し、オトウカシはその計画を密告して、大伴連の祖先となります。もちろん実際にそういった経緯があったのだろう、と個人的には思います。
ヤタガラスは話せるのかぁ
ヤタガラスは熊野地方にあったカラス信仰が影響しています。ヤタガラスは道案内に高天原から使わされた「カラス」なのか、それとも神なのか。属性に悩みます。ここまでの古事記を読む限りは、不思議の性質を持った動物という程度で自分の意思で物語りに関わっているのではなく、単なるツールというイメージです。

しかし、ここで当たり前のように伝言ができるということは、動物とかアイテム・ツールといった無機質なものではなく、人格のある神か人に近い存在と考えたほうがいいのかも。
スポンサードリンク

原文

かれ、ここに宇陀に兄宇迦斯・弟宇迦斯の二人あり。かれ、先づ八咫烏を遣はして、二人に問はしめて曰はく、「今、天つ神の御子幸行せり。汝等仕へ奉らむや」といひき。
Pre<<<  >>>Next 
スポンサードリンク

SNSボタン

TWEET Facebook はてブ Google+ Pocket

ページ一覧

編集