水取(モイトリ)の祖先

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水取(モイトリ)の祖先

漢字・読みモイトリノソセン
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現代語訳

――と歌いました。

その弟宇迦斯(オトウカシ)は宇陀水取(モイトリ)の祖先です。
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解説

水取は宮中の飲料水を管理する役職のことで、オトウカシの子孫ということになります。

神武東征――熊野を通るこの征伐行で、久米氏の歌謡が何度も歌われます。この久米氏は軍事を司る氏族なのですが、その一方で宮中の「食」を担っていました。つまりはシェフです。

物語上久米氏の祖――オオクメ命は熊野を通る途中でイワレビコに帯同したことになりますが、実際にはそれが寓話であって、事実とは違うわけです。久米氏のクメは「クマ」と同義とされ、九州クマソの氏族とされます。
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個人的コラム

なぜ宇陀水取なのか
私はエウカシオトウカシはそもそもこの地域の神話で、季節の巡りを神話にした儀式をしていたのだと考えています。その儀式をしていたのは「宇陀の水取」なんじゃないかと。

水を管理している氏族が、同時に「季節を巡る儀式」を司っていた。
水取は、飲み水もですが、農業用水・生活用水も全てを含んでいた。水を季節を管理しているとなると、もうほとんどを手中に収めていたわけです。
まぁ、推測ですが。

原文

とうたひたまき。故、その弟宇迦斯、こは宇陀の水取等が祖なり。
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