水取(モイトリ)の祖先

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水取(モイトリ)の祖先

漢字・読みモイトリノソセン
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現代語訳

――と歌いました。

その弟宇迦斯(オトウカシ)は宇陀の水取(モイトリ)の祖先です。
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解説

水取は宮中の飲料水を管理する役職のことで、オトウカシの子孫ということになります。

神武東征――熊野を通るこの征伐行で、久米氏の歌謡が何度も歌われます。この久米氏は軍事を司る氏族なのですが、その一方で宮中の「食」を担っていました。つまりはシェフです。

物語上久米氏の祖――オオクメ命は熊野を通る途中でイワレビコに帯同したことになりますが、実際にはそれが寓話であって、事実とは違うわけです。久米氏のクメは「クマ」と同義とされ、九州クマソの氏族とされます。
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原文

とうたひたまき。故、その弟宇迦斯、こは宇陀の水取等が祖なり。
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