ケガレ

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ケガレ

漢字・読み穢れ
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概要

穢れ(ケガレ)は、気枯れを語源とする、という説があります。

イザナギが死者の国である黄泉の国へと行き、帰ってきて海の水でケガレを落とします。すると多くの神々が生まれました。
ケガレそのもの
古事記「穢れから産まれた神」では「ヤソマガツヒ」「オオマガツヒ」が生まれています。

そしてケガレを落とすミソギ(禊)の結果として有名な住吉三神や三貴神(アマテラスツキヨミスサノオ)が生まれます。
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物語・由来

じめじめ
日本は夏に暑い。
梅雨以降は湿度が80%以上なんて当たり前。
今でこそ冷蔵庫がありますが、古代にはそんなものはなく、梅雨から夏に掛けては物が腐りやすく、食中毒や疫病が発生しやすい。

日本人は物が腐ることを嫌いました。
それがケガレです。

最初は物が腐り、バイ菌やウィルスがそこらへんに広がって人が死んでしまうのが怖い。ということでした。もちろん、古代にはバイ菌やウィルスという考えは無いです。そういう病気は「魔」が起こすと考えていました。

それが徐々に死に関連するもの全体に広がりました。
参考
日本人がクジラを食べる理由
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個人的コラム

もともと死とはケガレ(気枯れ)でした。エネルギーが無くなり、死んでしまうことが「気枯れ」でした。当時の日本人は、死んだ人間を離れたところに埋葬しました。これは当然です。死体を放置していれば、病気が蔓延します。ネズミなど病気を運んでくる動物・虫が集まり、それらも死体を餌に増えるでしょう。腐臭もあります。「死」とは忌むべきもので、出来るだけ遠くに離さなくてはいけないものでした。

ところが、古代の日本が豊かになり、支配するものと支配されるものが出てくると、故人の「死」を忌むべき、避けるべきものとしていては、権力の継承に問題があります。権力に途絶が生まれるのです。

権力の継承がうまくいかない、ということは集団に混乱が生まれます。つまり戦争です。これは多くの人にとって望むものではありません。そこで権力の継承をスムーズにするために、「死」を忌むべきものではなく、繋がる物語にする必要がありました。

そこでケガレは「気枯れ」というエネルギーの枯渇から、「洗い落とせるもの『ケガレ』」へと変質したのでしょう。
もしくは元々洗い落とせるニュアンスがあったが、徐々にそちらがメインになった、のではないでしょうか??
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