其地を号けて杖衝坂

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其地を号けて杖衝坂

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原文

其地より差(ヤヤ)少し幸行すに、甚(イト)疲
れませるによりて、御杖を衝きて稍(ヤクヤク)に歩みたまひき。かれ、其地を号けて杖衝坂(ツエツキザカ)と謂ふ。

現代文訳

そこから少し進んだところで、ヤマトタケルはひどく疲れてしまい、杖をついて、どうにかこうにか歩くようになった。

それでその地を杖衝坂(ツエツキザカ)と呼ぶようになりました。

解説

杖衝坂三重県四日市市采女の西の坂??

個人的コラム

坂の神って
ここまで古事記の訳を書いてきて、古事記には「坂の神」というのがよく出てくるな、と思いました。山の神・河の神などがいて、坂に神がいてもおかしくはない。坂ってのは実際には峠なわけです。交通の要所。日本人は交易を古くからしていて、それは国内でも同じこと。流通こそが発展の要なのは現代と同じです。

つまり坂は関所。
ここを押さえるということは交易(つまりは物品)を遮断できるし、逆に物品を通すこともできる。

とは思う。
だから坂の神は特別視される、
というのも分かる。
もう一つの視点
個人的には、別の坂の神の像があります。
坂は上るにも降るにも大変です。疲れ果てます。何故疲れるか??それは坂だからなんですが、古代の人は、「坂の神が力を吸い取っている」とか「坂の神が惑わしている」という考えを持っていたんじゃないかと個人的には思っています。

政治的には峠は要所です。
その根元にあるのがそういう坂の神思想だったんじゃないかな? と思うのです。
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