その態を畏まずて軍を興し

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その態を畏まずて軍を興し

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現代文訳

カゴサカ王の弟である忍熊王(オシクマ)は、その凶兆を恐れず、軍隊を指揮して、神功皇后の船を待ち伏せしました。

そして、喪船(モフネ)を迎えて、空船を攻撃しました。

神功皇后は船から軍隊を降ろして、戦いました。
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解説

兄カゴサカ王の死にも負けず、オシクマ王は神功皇后を迎え撃ちます。死亡フラグ立ちまくり。それでも挑むオシクマ王はちょっとカッコいいかも。

喪船に乗っているのは誰か
この物語で死んだ人間は「仲哀天皇」です。あともう一人、「ホンダワケ(応神天皇)」も、「忍熊王の反逆」の中で、「死んだと偽って」います。

この喪船に乗っているのは、
仲哀天皇でしょうか、応神天皇でしょうか?
物語の筋から言えば「仲哀天皇」です。
どうもハッキリしませんね。
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個人的コラム

空船とは?
空船とは「空っぽの船」という意味で、何も乗っていないと解釈されてきましたが、「空」を「うつつ」とか「うつほ」と呼び「うつぼ舟」に乗った神が海の向こうからやってくるとという伝承になぞったものと考えるようになっています。

幼いホンダワケ(応神天皇)とその母神功皇后は、日本の「海の向こうからやってくる神」というスタンダードな「神」を体現した存在ではないか? と思われます。

これはアマテラスニニギにも似ています。幼い神とそれをサポートする女神。アマテラスニニギは祖母と孫の関係ですがね。他にもヤマトタケルと叔母ヤマトヒメの関係。

いくらかの相違はあっても、日本の英雄(神)は「若者(幼さ)」+「年配者のサポート」で成り立っています。

ポケモンだったら「サトシ」+「オーキド博士」です。オーキド博士は「女神」ではないですが、そういう日本人の英雄の見方が反映しているのでしょうね。

原文

その弟 忍熊王(オシクマノミコ)、その態を畏まずて軍を興して待ち向へし時、喪船(モフネ)に赴きて空船を攻めむとしき。ここにその喪船より軍を下ろして相戦ひき。
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