兄の子と弟の子といずれか愛しき

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兄の子と弟の子といずれか愛しき

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現代文訳

応神天皇が大山守命(オホヤマモリ)と大雀命(オホサザキ)に問いました。

「お前達は
年上の子と年下の子と
どちらが可愛いか?」

応神天皇がそんなことを聞いたのは、年少者である守遅能和紀郎子(ウヂノワキイラツコ)に天下を継がせたいという気持ちがあったからです。
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解説

二人のミコト
大山守命(オホヤマモリ)と大雀命(オホサザキ)は腹違いの兄弟にして、母親が姉妹という関係。

参考:ホムダノマワカ王の娘の子供達 品陀真若王と娘たち

この物語は創作だろうと
これから二人は答え方によって明暗が分かれます。オオサザキ命は仁徳天皇になり、オオヤマモリ命は応神天皇の死後に反逆をし、結果死んでしまいます。

末子相続が当然だったはずなのに、なぜ「年下の子がかわいいよね?」と尋ねたのか? これはようは「正しい考えを持っている人が統治する」という儒教の考えが反映されている。ようは道徳の本に載っているような物語です。「こういう価値観が正しい」という提示です。
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原文

ここに天皇、大山守命(オホヤマモリノミコト)と大雀命(オホサザキノミコト)とに問ひて詔りたまはく、「汝等は、兄の子と弟の子といずれか愛しき」とのりたまひき。天皇この問を発したまひし所以は、守遅能和紀郎子(ウヂノワキイラツコ)に天下治らさしめむの心ありつればなり。
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