第四段一書(二)(三)(四)オノコロ島

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第四段一書(二)(三)(四)オノコロ島

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現代文訳

第四段一書(二)
ある書によると…
イザナギイザナミの二柱は天界の霧の中で
「わたしは国が欲しい」
と言いました。
そこでアメノヌボコを天から垂らして探ると、オノコロ島を見つけ出しました。
二柱の神は
「よかった! 国があった!」
と言いました。

第四段一書(三)
ある書によると…
イザナギイザナミの二神は高天原に座って、
「国がある!」
と言いました。
そしてアメノヌボコでかき回すとオノコロ島が出来ました。

第四段一書(四)
ある書によると…
イザナギイザナミの二神は互いに言いました。
「油のようなものが浮いている」
その中をかき回したら国があるかもしれないと、アメノヌボコでかき回すと、島が出来ました。それがオノコロ島です。
古事記の対応箇所
オノゴロ島誕生
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解説

大して差が無いのですが、ちょっとづつ確かに違う。オノコロ島の発生説話です。

オノコロ島が生まれる経緯には「アメノヌボコ」が大事な要素となっています。古代において矛は武器ではなく呪具です。魔法のアイテムです。島が出来たり引き当てるくらいだから、魔法のアイテムなのは間違いないです。

矛を海に突っ込んで、島が生まれるというのが、男性と女性のセックスを表している……というのが、よくあるフロイト的見解です。でも、それだけで説明するのは無理があるかなとも思います。
●アメノヌボコの「ぬ」は「宝石とか玉」を表しています。矛に玉がついている。確かに男性のそれ、そのものです。
●神話は性的なニュアンスが多く含まれるのが普通です。

(二)の吾欲得国・(三)の当有国耶
この二つと本文の「底下豈無國歟」は「クニアラム」という大和言葉あって、それを漢文に直したのではないか?と思われます。この文言は古事記にはありません。

ポリネシアの神話に「島よあれ」と発言する事で島や国や鳥が生まれたという神話があるので関係があるかもしれない。
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原文

第四段一書(二)
一書曰、伊弉諾尊・伊弉冉尊、二神、立于天霧之中曰、吾欲得國、乃以天瓊矛、指垂而探之、得磤馭慮嶋。則拔矛而喜之曰、善乎、國之在矣。
第四段一書(三)
一書曰、伊弉諾・伊弉冉、二神、坐于高天原曰、當有國耶、乃以天瓊矛、畫成磤馭慮嶋。
第四段一書(四)
一書曰、伊弉諾・伊弉冉、二神、相謂曰、有物若浮膏。其中蓋有國乎、乃以天瓊矛、探成一嶋。名曰磤馭慮嶋。
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