帝紀と旧辞

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帝紀と旧辞

漢字・読みテイキトキュウジ
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帝紀と旧辞とは

帝紀は帝皇日嗣(テイオウノヒツギ)のこと、旧辞は先代旧辞(センダイキュウジ)のこと。
稗田阿礼への勅語の「即ち阿禮に勅語して、帝皇の日繼及び、先代の旧辞を誦に習はしめたまひき。」から

この二つの本を元にして「臣安万呂」が古事記をまとめたとされます。

帝紀はおそらく、皇統を表わしたものと思われます。旧辞は神話などだろうと推測されます。あくまで推測ですが、古事記の序文だけでも、「ま、そうだろうね」と思えるような書き方になっています。

ただし、帝紀と旧辞が具体的にどの本を指しているかは不明。
●帝紀はいくつかの候補がある。
●帝紀と旧辞はふたつで一つだったのではないか?とも。
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帝紀について

帝紀と同じとされるもの
古事記序文の「帝皇日嗣」・「先紀」
日本書紀の欽明天皇二年三月の「帝王本紀」
日本書紀の持統天皇二年十一月の「日嗣と呼ばれた皇祖等之登極次第」
正倉院文書の「帝紀日本書」・「日本帝紀」
日本書紀私記甲本の「帝王記」
●上記のものは同じものを指していると思われるが、帝紀と呼ばれる本が複数あったということもある。
●帝紀という皇統譜が「ひとつ」しかないのなら、天武天皇が古事記を編纂した動機の「誤りが多いから正さないといけない」というのと反する、ような気がしないでもない。
●もしも皇統譜が一つしか無いならば、古事記編纂の必要が無い。一つしか無いのに古事記編纂したのなら「歴史の書き換え」となる、ような気がしないでもない。
●しかし風土記も日本書紀も古事記も、神話に違いがあっても皇統譜は同じ。


天武天皇が殯宮で帝皇日嗣を読んだとされるが、誰の殯宮か良く分からないので調べておこう。
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