韓国人の行動原理

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韓国人の行動原理

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概要

まとめ
徳治主義では正しい・徳のある人が上に立つと上手くいく。
●そこで正しさの証明が必要だが、正しいというのは非常に曖昧なもので、証明が難しい。
●正しさの証明の方法が三つある。
①地位が高いと正しい
②結果が出るのは正しいから
③他人を悪く言うことで、自分の正しさを証明しようとする

参考:性善説
●事実に基づかなくても、正しいことが優先される。よって悪口言い放題となる。

正しく、徳のある人とは???

韓国・北朝鮮・中国は儒教の国です。
儒教は徳治主義です。
徳治主義とは簡単に言うと「正しい・徳のある人が国を治めると発展する」という考え方です。

徳治主義は権力者だけでなく、国民全体に行き渡った考え方です。誰もが「正しく」「立派な」「徳のある」人物であろうとします。でも、正しいってなんでしょうか?

正しいってのは客観的な価値観じゃありません。

では何を持って正しいというのか?
徳があるとはどうやって証明するのか?

幾つかの方法があります。
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まず二つの証明方法

地位が高いのは正しいから
一つは地位が高いってことは正しいということです。
正しいから地位が高い、だから地位が高い人は正しい。
上司は正しい。
教授は正しい。
そういう人たちの言うことは正しい。
また、「孝」の思想から目上の人は無条件で偉い人ですから、
目上の人は正しい。
目上の人が言うことは正しい。
親は正しい。親の言うことは正しい。
となります。
これは、理不尽な面もありますが、しかし社会を安定させるには悪い方法ではありません。

成果・結果が出るのは正しいから
次は、結果を出すこと。
徳治主義では正しい人が上に立つと良い結果が出ます。
誰でもハッキリと分かるような成果を出すと、それは正しいとなります。
売り上げを伸ばし、
テストの成績を伸ばし、
業績を挙げて、利益をふやす。
それは自分が正しいという証明になります。
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最後の証明方法

他人を否定することで正しさを証明する
あと最後に、他人を否定する、というのがあります。
ここが問題です。
つまり、自分の正しさを証明するために他人を否定します。
他人が間違っているから、自分が正しいというわけじゃないのですが、それでも、その人よりは正しければその人よりは「上の人間」と証明出来ます。だから他人を見下し、問題点を挙げ、否定します。自分に同様の問題点があるかないかは、それこそ問題ではありません。

これが非常に厄介です。誰かを否定し、誰かを見下すことが、行動の原理になるのです。しかも一番手っ取り早く自分の正しさを証明できます。

自分は一流で先進、あなたは三流で後進、何をしても自分が上、と証明したがります。

しかもその証明には必ずしも事実にもとづく必要がありません。
正義が事実を追い越しているからです。
参考:正義が事実を追い越す恐ろしさ
だからなんだって言えます。
まぁ、嘘ですね。
しかし嘘をついている意識はありません。
それは事実より正義が大事だからです。
事実と異なることは、「嘘」ですが、
そもそも事実が重んじられないのだから、
嘘という感覚が希薄です。
そういうことで事実にもとづく必要もなく、その上で、(何度も言うようですが)他人を否定するわけですから、単なる悪口です。
悪口を言うことは、普通なら不徳です。
しかし、自分の優位を証明することは、自分が正しいことの証明になり、自分に徳がある証明になります。だから不徳ではないのです。日本人から見ると無茶苦茶ですが、そうなります。

事実を元にする必要が無いので悪口の言い放題となります。止める方法がありません。実際、韓国御の悪口の表現は日本語の表現に比べると非常に多いです。
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文化の違いです

でも誤解してはいけないのが、これが文化だってことです。
それが当たり前だと思っているのです。
だから、許すべき、ということではありません。
そういう文化なんだという「事実」を踏まえて、そのフィルターを通して見れば、いいのです。
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