アメノミナカヌシ

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アメノミナカヌシ

漢字・読み天之御中主神
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概要

宇宙で最初に現れた神。宇宙が混とんとしている中で現れて高天原の主宰神となった。理屈上ではこの世界を造った神さまという言い方も出来ます。古事記の中では一番最初に登場する神様。そんな中心的な神でありながら、その後は活躍しないということと、姿かたちがイメージしにくいこともあって、あまり一般的に知られている神様では無いです。

ただし、神道にまじめに取り組んだ学問では当然ながら重要な神さまとなります。平安時代の神社について書いてある延喜式にはこのアメノミナカヌシを祀っている神社はゼロ。ところが、神仏混合の中で妙見様と同一視されるようになると、アメノミナカヌシを祀る神社も出て来ます。神仏混交で庶民に広まった珍しいパターンです。
参考
古事記の登場する天之御中主神日本書紀の天御中主尊は別に記述しています。ここでは古事記・日本書紀で同一神とされる2柱について書いています。
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物語・由来

古事記で登場するのはごく僅か
天地開闢と造化三神の登場
しかし最初の最初に登場するわけですから、この世界の中心的な存在です。そこで、江戸時代に起きた復古神道ではアメノミナカヌシ神とカミムスビタカミムスビをあわせた造化三神を最高位の神とし、中でもアメノミナカヌシは特別な究極の神としています。
日本書紀では一書に出るのみ
日本書紀では「第一段一書(四)高天原に生まれた神」に登場するのみ。古事記でも登場回数は一回ですが、日本書紀ではそもそも最初に生まれる神ではありません。

神社や関連する土地

青麻神社
相馬小高神社
相馬中村神社
相馬太田神社
秩父神社
岡太神社
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歴史背景

アメノミナカヌシは古事記編纂の時に作られた神じゃないか? 観念として神であり、祭祀はされていなかったのではないか?とも言われます。

続日本紀(ショクニホンギ797年完成)では中臣氏の先祖がアメノミナカヌシと書かれています。ただし、当時は藤原氏の勢力が強く、藤原氏の先祖である中臣氏を持ち上げたとも考えられます。

ではアメノミナカヌシはほとんど信仰のない急ごしらえの神かというと、そうとも限らない

続日本紀の後に書かれた「日本後紀(ニホンコウキ840年完成)」の直後に出来ている倭漢惣歴帝譜図や宋史(1345年完成)にはアメノミナカヌシが皇室の祖先として書かれているので、広く祀られるものではなく、皇室かそれに近い氏族がうちうちに祀っていた神だったのかもしれません。
●宋史に至っては完成が14世紀ですから、これを持ってアメノミナカヌシを祀っていたというのもちょっと。
●古代において伊勢神宮への奉納は天皇・皇族以外は出来ませんでした。神と関わることが出来るのは限られた人間というのは古代では珍しくなかった。
●アメノミナカヌシはそんな閉鎖的な信仰の神だったのかもしれません。
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