「豊玉姫・玉依姫」と「ラートリー・ウシャス」の類似

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「豊玉姫・玉依姫」と「ラートリー・ウシャス」の類似

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概要

まとめ
●夜の女神ラートリーと暁の女神ウシャスの姉妹と太陽神スーリアの古い神話での関係が豊玉姫と玉依姫の関係に似ている。
●日本神話はインドの古代神話リグ・ヴェーダに似ている・

リグ・ヴェーダ

叔母との結婚とインドの神話
インドの神話リグヴェーダにはこの豊玉姫・玉依姫の神話と良く似たものがあります。
太陽の神スーリアは産まれてすぐに生母に捨てられてしまいました。スーリアが太陽の神だから熱を発していたからです。そこで生母の姉妹であると夜の女神ラートリーと曙の女神ウシャスが育てる事に成りました。ウシャスは夜があけるときの光、もしくは明けの明星を表していて、ウシャスが天を昇ると、追いかけて太陽(=スーリア)が昇ります。そして太陽がウシャスに追いつき、抱きしめるとウシャスは消え、太陽がまた沈むとラートリーが現れ、夜が明ける事になるとまたウシャスが復活するというサイクルを繰り返します。

ウシャスはスーリアの恋人とも、場合によっては母ともされます。これはウガヤフキアエズが叔母である玉依姫と結ばれる構図と良く似ています。
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日本神話とリグヴェーダは似ている

ウシャスはスーリアをおびき寄せる
ウシャスは女性器と乳房を露出してスーリアをおびき寄せます。これはアメノウズメ天岩戸でしたことと同じです。アメノウズメがおびきよせたのもやはり「太陽=アマテラス」です。音も「ウシャス」「ウズメ」もどことなく似ているような。
またニニギの天孫降臨の際に、天と地の間にいたサルタヒコに話しかけるときも、アメノウズメは性器と乳房を露出しています。サルタヒコも目を輝かせ、光を放つ、「太陽神」の性質を持っています。
●「ウシャス=(アメノ)ウズメ」で「スーリア=サルタ(ヒコ)」ではないか?
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